社長の帝王学

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経営者が今こそ帝王学を学ぶべき理由と5つのメリット

経営者が今こそ帝王学を学ぶべき理由と5つのメリット

会社経営・リーダーシップ帝王学・陰陽五行論

帝王学とは、国を治め、帝王として長く君臨するための振る舞い・心構え・考え方を示した指南書(「貞観政要」「四書五経」などの書物にある帝王像)のことで、「魅力をつける学問」とも言われています。

「貞観政要(じょうがんせいよう)」には政治における大切なこと、「四書五経(ししょごきょう)には儒教の思想や倫理観が記されています。

現代はVUCA時代(ブーカ:Volatility=変動性、Uncertainty=不確実性、Complexity=複雑性、Ambiguity=曖昧性)と呼ばれ、経営者は常に先の読めない選択を迫られています。

こうした中で、「迷いなく決断できる思考軸」として、古典に基づく「普遍的な原理原則」を学ぶ帝王学が、見直されているのです。

この記事では、経営者や現代のビジネスパーソンが帝王学を学ぶべき理由と5つのメリットについてお伝えします。

経営者が帝王学を学ぶべき理由

最初に経営者や現代のビジネスパーソンが帝王学を学ぶべき理由をお伝えします。

それは、帝王学の三原則である「原理原則を教えてくれる師を持つこと」、「直言してくれる側近を持つこと」、「良き幕賓(ばくひん)を持つこと」が示すように、人間関係が組織経営の肝となるからです。周囲とどう関わり、育て、信頼を得ていくかがとても重要と言えるでしょう。

帝王学の三原則

帝王学の三原則を、現代に置き換えれば、1)経営の師匠をお手本として、経営の原理原則を学び続け実践し、2)時には厳しいことも進言してくれる部下を持ち、3)良い外部の助言者(コンサル等)を持つこと、となります。

ひとつひとつ、解説します。

原理原則を教えてくれる師を持つこと

トップの振る舞いや、部下と築くべき関係、家族とのあり方、ビジネスやお金との付き合い方など、そうしたトップとしての必要なことには、必ず「原理原則」が存在します。「原理原則」とは、「持ち上げたものを離すと必ず下に落ちる」という重力の法則のように、時代や国を超えた普遍的な法則を指します。


帝王(トップ)は、こうした原理原則を学び続け、実践していく必要があり、そのためにも良き師を持つ必要があるのです。

直言してくれる側近を持つこと

トップは常に、自分自身を整え、進化させていく必要があります。トップの器こそが国や会社、組織の器の大きさになるからです。一方で人間の心は常に強く、健全であり続けるのは難しいものでもあります。そこで、自らを律し前向きにさせてくれるよう、直言してくれる側近の存在が必要となってくるのです。


帝王学の教科書とも言われる「貞観政要」で、唐の第二代皇帝の李世民(りせいみん)は、部下からの直言を喜び、厳しく諌めてくれる部下に褒美を出していたと伝えられます。そうして自らを律し続けることの重要性を教えてくれます。

良き幕賓(ばくひん)を持つこと

幕賓とは、良い外部の助言者(コンサルや社外取締役等)を指します。外部の客観的な目線でのニュートラルなアドバイスは、自社の思考が固定化している時には本当にありがたいものです。そうした助言者を見つけ出し、助言をもらえるようにするのもトップの度量といえます。

だからこそ、経営者やリーダーが自分自身の「生き方」「在り方」を知るために帝王学を学び、周囲の人間にとって魅力ある人物になっていくことが必要なのです。

そもそも帝王学とは?

帝王学とは本来、国を治め、帝王として長く君臨するための振る舞い・心構え・考え方を示した帝王のための学問です。また、帝王=「魅力ある人」であり、恐怖政治や支配体制を敷くのではなく、自身の魅力で多くの人を惹きつけ、ファンをつくり、人を動かしていくリーダーのための学問とも言えます。まさに、現代の日本に必要なトップのあり方が、帝王学の叡智としてまとまっているのです。

帝王学についてより詳しく知りたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
帝王学とは?現代人が知るべき本質と活かし方、学ぶ方法を解説

”魅力”で人を動かすリーダーが求められている

最近のリーダーシップ論では、共感や傾聴、心理的安全性など「ソフトなリーダー像」がもてはやされてきました。しかし現場では、「優しすぎる経営者」によって意思決定が曖昧になったり、組織が迷走するケースが散見されてもいます。

そうした反省から、「強さと優しさのバランスを取る帝王学的なリーダー像」が再評価されています。

経営者が帝王学を学ぶ5つのメリット

ここでは経営者が帝王学を学ぶ、具体的なメリットを事例と共に5つ挙げたいと思います。惹かれるものがあれば是非、帝王学を学ぶことを検討してみてください。

1)世の中の時流に合い、才能を活かした新規ビジネスを創り出せる

帝王学では、世の中や国の時流(何が受け入れられやすいか、うまく行きやすいか)の読み方、また人それぞれの、宿命(使命、才能や資質等)の読み取り方も学ぶことになります。これらを組み合わせ、世の中で受け入れられるビジネスを、その人固有の才能を活かして創り上げることができるのです。

【私の受講生の事例】

・婚活支援のコミュニティを主催していた女性経営者が、個人の性格や恋愛傾向を読み解いてコミュニケーション力・恋愛力を大きく上げる講座を開発して大ヒットさせています。

・施術家が、患者さんの宿命を読み解き、身体だけではなく心も含め、トータルで人生を良くしていく施術&カウンセリング体系を創り上げ、さらに同じことができる講師を養成しています。

2)コミュニケーション力の大幅UP、人間関係の改善ができる

帝王学とは人間のことを深く知るための学問でもあります。人間をいくつかのタイプに分類して論じていくのですが、例えばタイプごとに心地よいコミュニケーションスタイルが異なっていたりします。何か指示をするにしてもしっかりと順を追って漏れなく説明して欲しい人、ポイントを簡潔に知りたい人、指示内容だけをズバッと言ってほしい人などがいるのです。

そうした個人の特性を見抜き、相手が望んでいるコミュニケーション方法を意識することで、人間関係は確実に良くなっていきます。

【私の受講生の事例】

・ある生活インフラのメンテナンス会社の社長は、スタッフとのコミュニケーションが劇的に改善され、社員が一丸となって業務に取り組むように変わったことで生産性が高まり、社員数そのままで売上を25%アップさせています。

3)適材適所の人材配置、チームづくり、自社に合う人材採用ができる

組織を率いていくべきトップのための学問が帝王学です。したがって、組織づくりや採用、育成といった分野にも大きな力を発揮します。

【私の受講生の事例】

・ある飲食店では、次の店長候補を選定する際に、オーナーが候補者の宿命を見て、候補者の宿命に合わせたリーダーシップが取れるようなチーム作りをしています。もちろん宿命だけで決めつけるわけではなく、関係者との意見調整をしっかりした上で、です。

・採用や面談の際に、面談者の宿命を参考にしながら希望等をヒアリングしている、という経営者の方もたくさんいらっしゃり、現場でよい効果が出ていると好評を得ています。

4)タイミングの見極め(攻め時、守り時)や自信を持った打ち手の決定

帝王学では、人や組織にはバイオリズム(好調期、不調期のリズム)があるとしています。つまり、事業拡張や新規事業への挑戦などをすべき「攻め時」と、社内の体制を固めたり問題解決などに時間を費やしたりすべき「守り時」があるのです。

帝王学を学ぶことで、この「攻め時」「守り時」が分かり、時運を掴むことができます。実際、過去の失敗をこのバイオリズムに照らしてみると、「天中殺という最も不調な時に大きく事業拡大をしていまい、その後非常に苦労した」「せっかくの運気が来ていたタイミングを逃してしまった」といった話が絶えません。

自身や会社のバイオリズムを読んで、適切なタイミングで最適の打ち手を実行していくことは、トップに不可欠の要素と言えるでしょう。

5)コンサルができるようになり、付加価値を生み出せる

人の宿命が読み解けるということは、その人に有益なアドバイスができるということです。他社や社員、そして家族や友人などに、その人に合った適切なアドバイスができると、大きな付加価値を生み出すことができます。

【私の受講生の事例】

・二代目社長にアドバイスすることを専門としているコンサルタントは、自身の言葉が論理性に欠け、アドバイスを実行に移してもらえないことに悩んでいました。そんな彼が帝王学を学び、原理原則から大きな説得力を持ったアドバイスができるように成長。そして、クライアントの業績もより大きく上げられるようになり、単価アップを果たして、現在では自身をサポートするチームも持つようになり、業績を拡大させています。

・あるエステの女性経営者は、他の経営者に帝王学の観点から鑑定&アドバイスすることが多くなりました。すると、それが評判を呼んで、副収入を得られただけでなく、人脈もビジネスチャンスも大きく広がっています。

まとめ

経営者が今こそ「帝王学」を学ぶべき理由と5つのメリットをご理解いただけたでしょうか。

私(吉川)自身、帝王学を学び、「生き方」「在り方」として実践し始めてから、この帝王学を多くのリーダーやトップの方にお伝えするようになりました。素晴らしい方に囲まれ、日々充実した生活を送っており、経済的にも十分な報酬をいただいております。

帝王学を学ぶときには、あなた自身の持っている才能・資質を理解しておくと、学びを実践したり、他者との関わりに活かしたりするのに有効です。

もしよろしければ、生年月日からあなたの使命・才能・資質を知ることができる「社長の経営指針シート」をご活用ください。「社長の〜」という名称ではありますが、個人の「生き方」「在り方」も解説しており無料でご覧いただけますので、お気軽にお申し込みください。

この記事を書いた人

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吉川 正弘

合同会社ブレイン・アドベンチャー 代表。世界四大会計事務所の一つの会社で、のべ1000社以上のコンサルティング業務に携わる。同時に、著名人の本の出版など、10数冊の書籍を手掛ける。
「速読」と「記憶術」を組合せた「ビジネス速読記憶術」をオリジナルで開発し数百人の経営者・ビジネスパーソンの能力向上に貢献。
2021年に陰陽師師範の資格を得て開講した「社長の帝王学」講座は、6期連続定員超え。数百人のビジネスパーソンや経営者の才能を開花させ、成功に導いている。

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