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戌亥(いぬい)天中殺の特徴と過ごし方〜夢を追う役目の活かし方〜

戌亥(いぬい)天中殺の特徴と過ごし方〜夢を追う役目の活かし方〜

帝王学・陰陽五行論

陰陽五行論では、人を6種類の天中殺タイプに分類し、それぞれに適した生き方やバイオリズムがあるとしています。タイプごとに設定された役割を果たす生き方をするのが、最も人生が好転しやすいと伝えられているのです。今回は戌亥天中殺(いぬいてんちゅうさつ)について詳しく解説していきます。

夢を追う役目の活かし方〜「戌亥天中殺」とは

戌亥天中殺の人は、最初から何かを始める人ではありません。(辰巳天中殺と同様)人生の前半では会社組織や家業の中で組織のために働きますが、人生の後半(40歳代くらい)に、自分のキャリアをガラッと変え、本当にやりたい夢を追って行動を起こす人です。最初にいた流れを飛び出し、そこからは自分で流れを作り出すことから、「亜流二代目(亜流二代運)」という呼び名もあります。

戌亥天中殺の人の役割

人に何と言われようとも、自分の夢を追って形にするところに、戌亥天中殺の真価を発揮するポイントがあります。自分の夢がまだ見つかっていない状況であれば、今いる環境で一生懸命働いていくと良いとされます。そして「自分が追うべき夢はこれだ」と確信を持てる夢が見つかったのであれば、周りの人に笑われようが忠告されようがその夢を貫き、どんどん形にしていくとよいでしょう。その夢で多くの人を幸せにしていくのが戌亥天中殺の方の役割なのです。

ビジネス上の強み、活かすべき才能

自分の夢を追っていき、形にすることに非常に力を発揮します。ただし、キャリアが浅い場合や、まだ自分のやりたいことが分からない場合は、組織や人に頼まれたことを全力でこなしていくとよいでしょう。まずは現実世界、世間のことを知るためにも、全力で仕事をしてみてください。

このタイプは「夢や空想に生きる人」とも言われ、現実の状況と関わりなく、だんだんと大きな夢や、人に笑われるような夢を持っていくものです。例えば、戌亥天中殺である本田宗一郎さんが本田技研を創業した頃、みかん箱の上に乗って「世界一の自動車会社を作る」と演説していたという逸話がありますが、まさに戌亥天中殺の特徴をよく表しています。現状と関係なく、「私はこういう大きなことをやります」と宣言し、実際に行動していくのがよいでしょう。同じ戌亥天中殺の松下幸之助さんも、戦後の日本中が焼け野原の中で、「蛇口をひねったら水が出るように、各家庭に電気を行き渡らせる」という、皆が笑うような夢を語り、実際に実現させてしまいました。

人生の後半では、ぜひとも自分の夢を追っていきましょう。起業したり、勤めている会社を辞めないまでも、その会社の中で社内起業や新規プロジェクトをしたり、自分でやりたいことのために積極的に行動していってください。

戌亥天中殺の部下との付き合い方

戌亥天中殺の人は、非常に発想力が強く、現状打破となるアイデアを出してくれやすいです。このプロジェクトや仕事がどうしたらもっと面白くなるか、理想的なものになるか、どういう改善策が考えられるかという相談を持ちかけると、今までにないような視点のアイデアを出してくれます。そうしたアイデアを出させて、「それはいいね」「ここだけ修正して、やってみよう」と、アイデアを形にするように動いてもらうのが非常によいでしょう。

戌亥天中殺が気をつけるべき年・月・日・時間

戌亥天中殺は、下記の時期に気をつけなければなりません。

■ 年天中殺:2030、2031年(12年の内の2年間)
■ 月天中殺:毎年、10月と11月(12ヵ月の内の2ヵ月間)
■ 日天中殺:戌と亥の日(12日の内の2日間)
■ 時間天中殺:毎日、20時〜24時(24時間の内の4時間)

年+月などの「重なり時期」の注意点

天中殺の年と月が重なる時期には、特に天中殺現象が起こりやすいと言われています。「天中殺中に起こりやすいこと」、「天中殺期間中の対処法(過ごし方)」については下記の記事も参照ください。

【関連記事】
天中殺6つのタイプとは?自分の天中殺を知り年・月・日・時の行動に役立てよう

戌亥天中殺の過ごし方

どの天中殺タイプでも、天中殺期間中の過ごし方の方針は基本的には同じです。

天中殺期間中の7つの対処法
1.起きた現象を受け止める、今に集中する
2.普段通り・計画通りに過ごす
3.人から来た依頼を積極的に受ける
1.起きた現象を受け止める、今に集中する
2.普段通り・計画通りに過ごす
3.人から来た依頼を積極的に受ける
4.神社・仏閣参拝やお墓参りをする
5.勉強・運動をする
6.人のために行動する
7.今までの生活や事業を見直す

詳細は、下記の記事を参照ください。
【関連記事】
天中殺6つのタイプとは?自分の天中殺を知り年・月・日・時の行動に役立てよう

他の天中殺タイプとは異なり、戌亥天中殺の方は「困難の中で磨かれる」という特徴があります。したがって戌亥天中殺の2年間は、自分を磨く試練として次のようなことが起きやすいでしょう。

・思わぬトラブル
・大きなプレッシャー
・判断の難しい局面

これらは単なる困難ではなく、経営者・リーダーとしての器を鍛えるために必要な負荷だと捉えてください。

戌亥天中殺以外の天中殺タイプを持つ人は、極力余計なことをせず、静かにして嵐をやり過ごすことが基本戦略になります。一方で戌亥天中殺の方は、試練には逃げずに、正面から向き合うことが大切です。この試練こそがその後の10年の飛躍に必要な、成長課題として与えられています。したがって、天中殺期間中に起きてきた問題を先送りにしてはいけません。

例えば、

・組織で起きている衝突から目を背けない
・自分の弱点や課題を直視する
・不満・衝突・不一致の原因を丁寧に紐解く

こうした行動が、戌亥天中殺の2年間では特に求められます。そして、

・組織の問題を解決した瞬間、一気に業績が伸びる
・自分の弱点を改善した途端に、事業の質が上がる
・トラブル対応を通じて、リーダーとしての器が一段階上がる

これができた時、戌亥天中殺のリーダーは、その後の10年で驚くほどの成長と飛躍を手にするのです。

まとめ

戌亥天中殺の人は、最初から何かを始める人ではありません。多くの人は人生の前半で、会社組織や家業の中で組織のために働きますが、人生の後半(40歳代くらい)に、自分のキャリアをガラッと変え、本当にやりたい夢を追って行動を起こし夢を叶えていきます。

戌亥天中殺の方は天中殺期間の、困難の中でこそ磨かれます。天中殺中に起きた現象を、自身を磨く試練として捉え、問題を先送りせず、決して逃げずに正面から向き合うことが大切です。この試練こそがその後の飛躍に必要な成長課題として与えられた人なのです。

この記事を書いた人

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吉川 正弘

合同会社ブレイン・アドベンチャー 代表。世界四大会計事務所の一つの会社で、のべ1000社以上のコンサルティング業務に携わる。同時に、著名人の本の出版など、10数冊の書籍を手掛ける。
「速読」と「記憶術」を組合せた「ビジネス速読記憶術」をオリジナルで開発し数百人の経営者・ビジネスパーソンの能力向上に貢献。
2021年に陰陽師師範の資格を得て開講した「社長の帝王学」講座は、6期連続定員超え。数百人のビジネスパーソンや経営者の才能を開花させ、成功に導いている。

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