2022.02.05

金銀財宝、年3回のタイミングだけ!一陽来復の御守

日常や趣味等

ビジネス陰陽師の吉川です。

今日は「一陽来復」のお守りで有名な
穴八幡宮にお参りし、
お守りを祀らせていただいたお話です。

「一陽来復」御守りで金銀財宝が手に入る?

東京早稲田にある、穴八幡宮。
ここで江戸時代中期より毎年頒布されて
いるのが一陽来復(いちようらいふく)です。

このお守りは穴八幡宮に伝わる福の神
(打出小槌)のご利益があり、
お金に恵まれ幸せになる
と言われています。

さらに、金銀融通の御守でもあるそうで、
御守りの中には、
金銀を表す、金柑きんかんと、
銀杏ぎんなんの実が一粒ずつ入っているそう。

これで金銀、つまり財に苦労しない、と
なるのですね。

実際に御守に触ってみると中に何か
入っている感触があります。

年に3回のタイミングでしか祀れない

そしてこの一陽来復、年にたった3回の
午前零時のタイミングでしか
家の中にお祀りできません。

・冬至
・大晦日
・節分

このどれか都合の良い日が終わり
翌日に変わる夜中の十二時ちょうどに
しないといけないのです。

張り方にも細かいルールがありますが
ちょうどラストの節分のタイミングで
ウチにお祀りすることができました。

そのルールとは…

恵方に向け、壁や柱に直接貼る

その年の縁起の良い方向に御守りを向け
(恵方:えほう、2022年は北北西)
柱や壁に接着剤や両面テープで貼る!
です。

しかも、1年間お守りの位置を動かすことは
できず、一度剥がれて落ちてしまったら
その御守りはもう使えなくなり、
1年待つことになります。

穴八幡宮にのみ伝わる御守りでその効果が
絶大とされるゆえ、効果を最大限発揮
するのに複雑なルールが定められたのかも
しれませんね。

一陽来復 = 冬至

一陽来復(いちようらいふく)とは、
古代中国占いの書「易経」に出てくる
言葉で、

「陰が極まって陽が生ずる」
ことを表しています。

寒い時期である冬が極まる、
太陽の位置が一番低くなるのが冬至です。

そして冬至を迎えると、
後は日が長くなっていく一方となります。

つまり陰が終わり、陽が始まる時期なのですね。

「一陽来復」の意味は、
冬が続いた後、春の訪れるきざしが現れる、と
なりますので、

悪いこと(冬)が長く続いた後で、
ようやくいい方向へ向かうこと(春)の象徴
です。

飛行機に乗り遅れる!

余談ながら、このお守りを手に入れた日に
高知県にお遍路さんに旅立ったのですが、

羽田空港と成田空港を間違えるという
あり得ないミスを犯し、
飛行機を取り直すことになりました。

このことが、これから運勢が上がっていく
ための、底を表してくれている
という
意味合いであることを祈るのみです。

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