2021.07.14

輸送するフグの生存率を大幅に上げる方法とは?

ビジネス&マーケティング

ビジネス陰陽師の吉川です。

結構好きな話です。

下関のトラフグを輸送する際に
どうやったらこのフグたちを死なずに
運べるかというクイズですね。

下関のトラフグを生きたまま運ぶには?

下関のフグは、高級魚として知られています。

そのため、下関で水揚げされたトラフグは
全国、中でも東京に運ばれることになります。

ただしそのまま、フグを入れた水槽を
トラックなどで運んでしまうと、
輸送のストレスからなのか、
結構な確率でフグたちが死んでしまうそうです。

それではどうすると思いますか・・・??

考えてみてください。

・・・・
・・・・・
・・・・・・・

正解は、

「フグの天敵のカワハギを
 水槽に一緒に入れて運ぶ」

です。

天敵がいる緊張感が良い

天敵と一緒にされたフグたちは
たまったものではありません。

「いつ食べられるのか」
「襲われるのではないか」

常に緊張することを強いられてしまいます。

その緊張している状態こそが

「長時間の輸送」という普段経験しない環境の
変化に耐えられるメンタルにしてくれるそうです。

人でも、天敵にはメリットがある

人間も同じです。

例えばすごく苦手な人の前でプレゼンテーションを
しないといけないときなど、緊張して、
多少気温が暑かろうが寒かろうが、
必死であればそんなことは気にならないでしょう。

そうした場合、絶対に手を抜いたりすることは
ないと思いますし、真剣勝負になるでしょう。

ずっと心地よい空間で、心地よい人たちに
囲まれていると、悪い意味で緊張感が
なくなってきて、

思わぬミスを起こしたり
無感動・無関心な精神状態になってきて
しまいます。

だから苦手な人を周りに置いて、緊張し、
全力を出さざるを得ない状況に自分を追い込むのは
非常に良いことです。

(ずっとそれだと緊張しすぎて
 バランスを崩してしまいますが)

苦手な人から逃げないこと

会社で仕事一筋だった人が
定年で引退してやることがなく、
急にぼけてしまったり
死んでしまったり、という話はよく聞きます。

そうした場合には、
何かチャレンジするような環境、
気を抜けない状況を自分で
作りだしていくと良いでしょう。

陰陽五行論でも
「自分と合わない人」や「苦手なこと」が
宿命を見るとわかります。

苦手な人から逃げない事、
うまくストレスを使うことで、
自分の成長に使うこともできるのですね。

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