ビジネス陰陽師の吉川です。
今日は、ポジティブとネガティブ
両方必要なのですが、
どれくらいの割合がベストか?
というお話です。
ポジティブさは絶対的に必要!
ポジティブさがないと、
何も始まらないのはご存じのとおりです。
基本的にはネガティブ人間
(否定的な人、リスクを見出す人)よりは
ポジティブ人間
(肯定的な人、可能性を見出す人)
の方がうまくいきやすいのは間違いありません。
特に、リーダーや起業家、会社の社長など
確実に成果の出る「作業」ではなく、
不確実な現実の中で
自分のやりたいことを実現していく人が
ネガティブになってしまっては
おしまいです。
「こうやればできる!」
「こっちの道には可能性がある!」
と行動し続けることでこそ
道が開けていきます。
ネガティブさも実は必要
しかし、ネガティブさが
全く不要かというと
そんなことはありません。
ネガティブ人間は、
物事に対して否定的な分
リスクを見出します。
「このままでは、○○のような
事態が起きるかもしれない」
「これは失敗するリスクがある」
「良いネガティブ」というと表現が
おかしいですが、
「健全なネガティブさ」を発揮すると
「○○が起きないように、
こういう手を打とう」
「このリスクを低減するために行動しよう」
と、改善行動をとることができるのです。
実際、私の周りの経営者も
心配性だからこそ
会社の業績が落ちないように
考えられるだけの手を打つ人も多く、
マイクロソフトを作ったビルゲイツも
ネガティブ人間で、
「明日マイクロソフトが世界から
消えているとしたら原因は何か?」
という思考で、現在のマイクロソフトを
作り上げてきたそうです。
ネガとポジの最適割合は?
可能性を見るポジティブさを持ちながら、
リスクをしっかり見極めて行動する。
これがうまくいくコツですが、
ポジティブさとネガティブさの
最適な割合があります。
「ポジティブな人だけが
うまくいく3:1の法則」
という本で、心理学博士の
バーバラ・フレドリクソン博士が
言っているのですが、
ポジティブ感情とネガティブ感情は
3対1の割合が理想であるということです。
1日の思考のうち、
ポジティブなことを考える割合が3、
ネガティブなことを考える割合を1
くらいにする、というイメージでしょうか。
多くの人はネガティブなことを
考えている時間が長いそうですので、
この3対1くらいの割合を目指すと良いでしょう。