2019.04.01

1日2時間!?短眠は可能か?

速読記憶術・名著

「できる人は超短眠!」

私が色々な活動をしていると、必ず聞かれるのが

「1日何時間寝ているんですか?」

という質問だ。

これは、
「寝ないでも大丈夫なんですか?」
という質問と同じだろう。

忙しそうにしている人は、必ずされたことがある質問だと思うし
「何時間寝ているか」は非常に話題にされやすい。

「何時間寝ているか?」と聞かれれば、私は4-5時間くらいが多い。

眠るのは快楽なので、寝たいときは7-8時間寝ることもあるし、
逆に締め切りが迫っている仕事がある場合は、3時間になることもある。

個人的には、睡眠時間の長さが重要とは思っていない。

やるべきことをやって、終わって眠かったら寝るだけ、だからだ。

そこで物議をかもしているのが2016年に出た、
「できる人は超短眠!」という本だ。

作者の堀さんとは知り合いである。

睡眠には害毒しかない!?

この本の主張は、従来の睡眠の常識をことごとく覆す。

・睡眠には「眠気を取る」以外の役割はない
・7時間眠らないと寝不足になる、というのは間違い
・睡眠に浅いも深いもない
・疲労は起きていても回復する
・寝ると免疫が下がり、病気になりやすい
・睡眠はお肌に悪い
・寝ないほうが記憶力が上がる

眠気さえコントロールできれば、
やりたいことをやって活動時間を増やしながら、
無理なく睡眠時間を削ることが可能、という主張なのだ。

アマゾンのレビューでは、
星が5つが53%、星1つが21%という両極端な本になっている。

非常にエッジが効いているといえよう。

興味のある方は、是非本書を読んでみてほしい。

短眠を試してみた結果は?

この本を元に、以前、短眠が習得できるか試してみた。

結果として、睡眠時間が3時間程度でも
それほど問題なく過ごせるようになったので、

できるかどうかで言えば「できる」のだと思う。
(強烈な眠気がくるときはある)

ただし、

・睡眠自体が人間にとっての快楽。寝るのは気持ちいい
・起きている必要、長く活動する必要がないと、元に戻りやすい

だから今は、睡眠時間を短くする必要があればやるが、
特に必要なければ4-5時間か、それ以上寝るようになった。

いずれにせよ、短眠には理由が必要だというのが実感だ。
(寝不足だとしても、次の日が旅行だと
 ばっちり目が覚めるのと同じ理屈だと思う。)

睡眠時間にこだわり過ぎない

「7-8時間以上寝る方が体によい」

と思っている人はたくさんいる。
また睡眠時間の長さにこだわる人も多い。

一方で、睡眠時間にこだわらない人もいる。
例えば私の師匠も、本当に寝ないで仕事をする人である。

だから一度、上記の常識を疑ってみても良いのではないか。

無理強いをする気は全くないし、責任は取れないのだが、

一方で「自分はたくさん寝ないとダメだ」

というのも1つの思い込みではないかと思う次第である。

一度試してみるのも悪くはない。

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