天才を殺す凡人

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ベストセラー「天才を殺す凡人」

「天才を殺す凡人 ~職場の人間関係に悩む、すべての人へ~」
という本がベストセラーになっている。

一言で言うと、

世の中には「天才」と「秀才」と「凡人」がおり、
三者はそれぞれ見ているものが違うために、コミュニケーションの断絶がある。
だからそれぞれが協力できず、お互いつぶし合う。

それはなぜか?
そして、どうすればその3つの才能を活かしきれるのだろうか?
という本だ。

人生は配られたカードで勝負するしかないのさ

・創造性を得意とする天才(直感的)
・再現性を得意とする秀才(論理的)
・共感性を得意とする凡人(共感性)

人は大まかにこの3つのタイプに分かれる。

そして、苦しみや葛藤は、自分でないタイプの才能になろうとするから生まれるのだ。

自分にない理想像を追い求めていくと、苦しみしかない。

そのため、この本の中には

「人生は配られたカードで勝負するしかないのさ」

You play with the cards you’re dealt …whatever that means.

という言葉が出てくる。

あのマンガのスヌーピーの言った言葉だそうだ。

非常に陰陽五行論的というか、人生の真理を付いた言葉であると思う。
ないものねだりをするより、今持っているものでどうやっていくかだ。

そして、全ての才能は自分の中にある

この本の素晴らしいのは、
実は「天才」と「秀才」と「凡人」の持つそれぞれの才能は、
誰の中にも眠っていること、にも触れていることだ。

先ほどの「才能は人によって違う」という話と一見矛盾している。

しかし完全に1つの才能に偏った人間は珍しく、
ブレンド具合が異なるだけなのだ。

であればこそ、凡人であっても秀才であっても天才であっても、
自分の中の「天才」や「秀才」そして「凡人」の力を開花させられる。

その方法は人ごとに異なるかもしれないが、可能であるのだ。

3つの才能全てが必要

さらに、それぞれの才能を殺さないために、
才能同士のコミュニケーションを可能とする、
2つ以上の能力を持つ才能に言及しているところも面白い。

・天才+秀才の「エリートスーパーマン」
・秀才+凡人の「最強の実行者」
・凡人+天才の「病める天才」

さらに
・天才を助ける凡人「共感の神」

これらは、自分の才能を認識したうえで、
自分がどの方向に進化していけば良いかを
考える助けとなると思う。

この本で、自分の才能と進むべき方向性を考えてみるのも面白いだろう。

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