天は人の上に人をつくらない???

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ビジネス陰陽師の吉川です。

今日は有名な、福沢諭吉「学問のすゝめ」より
あの有名な言葉の真意を解説します。

天は人の上に人をつくらない…?

あなたは福沢諭吉「学問のすゝめ」を
読まれたことがあるでしょうか?

冒頭の、
「天は人の上に人を造らず、
 人の下に人を造らず」

はあまりにも有名ですが、実は、

「天は人の上に人を造らず、
 人の下に人を造らず、と云えり」

が正しく、この「云えり」つまり

「そう言われていますよ」
が非常に重要です。

意訳すると

「どんな人も平等だって
 言われていますよね。でも実は…」

という感じです。

別に人は平等だとは言っていない

次に続くのが、

「されども今広くこの人間世界を見渡すに、
 かしこき人あり、おろかな人あり、

 貧しきもあり、富めるもあり、
 貴人もあり、下人もありて、

 その有様雲と泥との
 相違あるに似たるは何ぞや。」

ざっくりと、色んな人がいて、
全然平等じゃないのは、なぜなのだろう??

ということですね。

キモは学問!

そしてさらに、

「されば前にも云える通り、
 人は生まれながらにして貴賤貧富の別なし。

 唯学問を勤め物事をよく知る者は
 貴人となり富人となり、
 無学なる者は貧人となり下人となるなり。」

確かに、言われる通り、人は生まれながらに平等だ。

しかし、結局、学問をする人は
偉くなって豊かになり、
学問をしない人は貧乏で身分も低くなる。

つまり自分の身を立てるために、
勉強しないといけない、ということですね。

当時の大ベストセラーで日本人の学習意識を高めた本

この「学問のすゝめ」の初編は
1872年(明治5年)に刊行されましたが、
非常に評判となったのでシリーズ化され、
第17編まで続きました。

発行部数は、合わせて340万部といわれる、
当時の大ベストセラーです。

日本人はこの本を読んで
「立身出世するには学問を
 しなければいけない!」

と奮い立った方が多かったと思います。

学問こそが貧乏から抜け出す強力な
手段だったのですね。

色々な知識を身につけ、見識を高めることは
いつの時代にも重要ですね。

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