ビジネスの未来② 人間らしさの追求

速読・名著・読書

ビジネス陰陽師の吉川です。

今日は、4/30に読書会に来ていただく
山口周さんの「ビジネスの未来」という本に
ついて、引き続きご紹介です。

我々はどこへ向かうのか?

前回、
・人類が長らく夢に見続けた
 「物質的不足の解消」という宿願を
 ほぼ実現しつつあり、

 終わりなき拡大や発展を前提とした
 ビジネスは役割を終えた。
 
・旧来のビジネスを追求することは
 すでに意味がない

というこの本の主張を紹介しました。

そうすると、何が起きるのでしょうか?

ビジネスで解決できない問題

ビジネスで解決しようとする
世の中の問題は、「経済的な合理性」

つまり、投資に見合う回収ができる
問題に限られます。

人々が欲しがる商品やサービスを開発し、
原価以上の価格で販売することで
ビジネスが回るからです。

逆に、投資に見合う回収ができない
問題は置き去りにされがち。

・子どもの貧困問題
・希少な病気の治療方法、治療薬の開発

などは、費用がかかる割に
利益を回収できる見込みは少ないため
起業では手を付けることができません。

本当にやりたいことをやる

しかし、そうした問題に採算度外視で
取り組んでいる人もいるのも事実。

例えば、
スパコンやスマホのOSとして名高い
LINUXは、知的財産権の放棄を宣言した上で
開発途上のプログラムが公開され、

それを、延べ何万人もの世界中の
プログラマーが無償で開発を行い、
完成度の高いプログラムになったものです。

もしこれを企業が開発しようとしていれば
おそらく8600億円(!)の費用が
掛かったと見積もられています。

なぜ無償でプログラマーたちが
働いたのかというと
「楽しかったから」
「参加したかったから」

つまり物理的な金銭ではなく、
精神的な報酬を得るためでした。

金銭目的ではなく、
仕事そのものが報酬になるような
「やりたいこと」

それをやっていくことで
今までにない世界に変わっていくと
山口さんは主張します。

応援者が現れる

「儲かる仕事」よりは、
「意義のある仕事」

本当にやりたいことをやり、
そのために取り組んでいると
様々な応援者が現れます。

クラウドファンディングは
その代表となる仕組みだし、

「意義のある仕事」に
共感して、消費者がそれらの
商品、サービスを選べば、
お金は回っていくでしょう。

さらに、ベーシックインカムを
導入することで、
新しいことにチャレンジする人の
心理的、経済的な負担を引き下げること。

これらによって人間が人間らしく
生きられる社会を追求することになる、

というお話でした。

これを膨大なデータや、
論証から導き出しています。

是非一読し、自分の頭で
今後の世界がどうなっていくのかを
考えてみてください。

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