代表者コラム
Column

思いつきで動きがちな社長は〇〇に注意!社員が定着しない社長・経営者とは?
こんにちは、ビジネス陰陽師の吉川です。
経営者やビジネスマンの中には、
「なぜか社員・スタッフが定着しない」
「せっかく採用しても、しばらくすると辞めてしまう」
「悪気はないのに、組織が落ち着かない」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
人手不足の時代において、社員の定着は経営の大きなテーマです。しかし実際には、給与や待遇だけでは説明できない離職も少なくありません。同じような条件の会社でも、人が残る会社と、次々に人が離れていく会社があります。その違いは、制度や福利厚生以前に、日々の経営者の関わり方にあることが多いのです。
今回は、社員が離れやすくなる社長・経営者の特徴について、経営者・ビジネスマン向けに整理してお伝えします。
この内容を動画でご覧になりたい方は、下記よりご視聴ください。(同じ内容になります)
1)「考えがコロコロ変わる」こと
経営をしていれば、状況に応じて方針を変えること自体は必要です。市場環境も変わりますし、優先順位が変わることもあるでしょう。ですから、方針転換そのものが悪いわけではありません。
問題なのは、その変化が社員から見て「場当たり的」に映ってしまうことです。
昨日は「これをやろう」と言っていたのに、今日は別の話になっている。始めると言っていたことが、いつの間にか立ち消えになる。急に新しい指示が飛んできたかと思えば、後になって「そんなこと言ったっけ」となる。
こうしたことが重なると、社員は何を信じて動けばよいのか分からなくなります。
すると、主体的に動くどころか、「また変わるかもしれないから様子を見よう」という受け身の姿勢になります。さらに悪化すると、「この会社では真面目に取り組んでも意味がない」と感じ、社長や上司への信頼そのものが失われていきます。
特に気をつけたいのは、思いつきの指示、丸投げして放置すること、やる・やらないの判断を頻繁に変えることです。社長本人に悪気がなくても、社員にとっては大きなストレスになります。
もし方針を変えるのであれば、
「なぜ変えるのか」
「何を優先するのか」
「今回どこまでやるのか」
を明確に伝えることが大切です。
経営者の頭の中では筋が通っていても、それを言葉にして共有しなければ、社員には伝わりません。変化の多い時代だからこそ、方針を変える際には説明が必要なのです。
2)自分の考えを発信しないこと

社員が安心して働ける会社には、共通点があります。それは、経営者が自分の考えや方向性をきちんと伝えていることです。
会社をどこに向かわせたいのか。
何を大切にしているのか。
なぜその仕事を重視しているのか。
どんな組織をつくりたいのか。
こうしたことが見えない会社では、社員は常に不安を抱えます。
「この人は何を考えているのだろう」
「今の方針は本気なのか」
「また急に変わるのではないか」
そんな疑念が生まれやすくなるのです。
社長の中では強い想いがあったとしても、伝わっていなければ存在しないのと同じです。特に社員は、社長の頭の中を読むことはできません。だからこそ、意識的に発信する必要があります。
朝礼でも、会議でも、個別面談でもかまいません。大切なのは、定期的に自分の言葉で伝えることです。
経営者が何を考え、どこへ向かおうとしているのかが見えると、社員は安心します。安心すると、人は腰を据えて働けるようになります。定着率を上げたいのであれば、まずは「伝えているつもり」ではなく、「伝わる形で発信しているか」を見直すことが重要です。
3)人に寄り添えないこと
優秀な経営者ほど、頭の回転が速く、物事を論理的に考えられます。しかし、その強みが逆に組織を弱らせてしまうことがあります。
社員が何か意見を言った時に、
「それは違う」
「その考えは甘い」
「だから君はダメなんだ」
と、理屈で押し返してしまう。
本人としては正論を言っているつもりかもしれませんし間違いはないのかもしれません。しかし相手からすると「どうせ私の意見はまともに聞いてくれない。言っても無駄だ」と感じてしまうのが問題なのです。すると、提案が減り、相談が減り、報告も最低限になります。表面上は従っているようでも、心は離れていくのです。
寄り添うとは、ただ優しくすることではありません。相手の考え、事情、希望を理解した上で、会社として目指す方向性と相手の状況や意見、提案をどう重ねるかを一緒に考えることです。
例えば、
「今、何を考えているのか」
「どんな仕事をやってみたいのか」
「何に不安を感じているのか」
「どこでつまずいているのか」
を、まずはしっかり聞く。
そのうえで、
「会社としてはこうしたい」
「その中で、あなたにはこの役割で力を発揮してほしい」
とすり合わせていくことが大切です。
人は、自分の話を聞いてもらえた時に、初めて相手の話を聞こうと思えるものです。だからこそ、寄り添う姿勢は甘さではなく、マネジメントの土台なのです。
社員が定着する会社は、社長の関わり方が違う

結局のところ、社員が定着しない会社には、
「方針が見えない」
「何を考えているか分からない」
「話を聞いてもらえない」
という不安が積み重なっています。
逆に、社員が定着する会社はその逆です。
方針に一貫性があり、変える時は理由を伝える。
自分の考えや方向性をきちんと発信する。
一人ひとりの声を聞き、事情や希望を踏まえて関わる。
この積み重ねが、信頼を生みます。そして信頼があるからこそ、社員はこの会社で働き続けたいと思うのです。
もし今、社員の定着に課題を感じているのであれば、
「もっと厳しくすべきか」
「もっと待遇を良くすべきか」
と考える前に、まずは自分の関わり方を見直してみてください。
考えがコロコロ変わっていないか。
必要な発信を怠っていないか。
相手の話を、最後まで受け止めているか。
社員は、制度だけで会社を辞めるのではありません。日々の関わりの中で、「この会社で働き続けられるか」を判断しています。
だからこそ、経営者の在り方ひとつで、組織の定着率は大きく変わります。人が辞めない組織をつくる第一歩は、社員を変えようとする前に、経営者自身の関わり方を整えることなのです。
ㅤㅤ
まず「ご自身の強み・宿命を知りたい!」という方は、是非、自身の宿命が分かる「経営指針シート」を無料で取り寄せて、見てみてください。
経営指針シートは1人ひとりの誕生日から算出し、何万通りからあなたの宿命を読み解いたものになります。またシートを申し込んでいただいた方には、帝王学コラムも週1~2回お送りしております。(※いつでも解除は可能です)
おすすめ記事



