社長の帝王学

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簡単に5分で心を落ち着ける方法 ~悩みはメタ認知で解決する~

簡単に5分で心を落ち着ける方法 ~悩みはメタ認知で解決する~

帝王学・陰陽五行論

頭がいっぱいになってしまっているときには・・・

やるべきことや悩みで頭の中がいっぱいになって、動けないことはないだろうか?
  • やることがありすぎる
  • たくさん解決すべきことがある
  • 悩み事/心配事が多い
健康状態や、お金の心配/仕事上の課題、夫婦間や親・子供、親しい人との人間関係… 人生にはたくさんの課題が発生する。 それが一度に重なってしまうことも多く、何事にも手がつかないといった経験はないだろうか? そうした際に、簡単に、5分で心を落ち着ける方法をお伝えしたい。

5分で頭をスッキリさせる方法

といっても、それほど難しいことではない。 「5分」という時間を測る。 その間に、今ある心配事を、実際に紙にリストアップして書き出すのだ。 書ける方は、「マインドマップ」に課題のジャンルごとに心配事を書き出しても良い。 大体、人の悩みというものは次の4つのジャンルに分類されるものだ。
  1. 健康/体のこと
  2. 人間関係
  3. お金/仕事
  4. 夢/時間管理(やりたいことに時間が足りない)
こうしたジャンルを設定して、それぞれ今ある心配事や課題を書き出してみると良い。 この方法が効果的な理由は2つある。

理由その1:そもそも悩みを書き出す行為自体、心がスッキリする

「カタルシス」とも「浄化」とも言う。 日ごろ心の中にたまっている感情や思いを解放し、それによって快感を得るのである。 心配事は、人に聞いてもらうだけでもスッキリする。 自分一人で手軽にやるには、実際に手を動かして紙に書き出してみることである。

理由その2:自分の悩みを客観視できる

主観的に自分の悩みの中にどっぷり浸かっていると、悩みの大きさが分からない。「自分だけがこんなに苦しんでいる」と思いがちだ。 紙に書き出すことで、一歩引いて俯瞰して悩みを見ることができる。つまり「メタ認知」である。 まるで他人事のように、リストを眺めてみることで
  • 意外と悩んでいることは少ないな
  • 自分の悩みはこれくらいのものか
  • 他にもこうした悩みを持っている人もいるよね
という見方が自然にできるようになるのだ。 そして、悩みが明確化することで、解決方法を冷静に考えたり、ネットや本で調べてみたり、人に相談したりすることができる。 その人の全く独自の悩みはあまりない。すでに先人や他の人が抱えており、また解決してきた課題であることが多い。 だから悩みを視覚化・言語化した瞬間に半分くらいは解決しているものだ。 5分で出来るお手軽な方法なので、是非試してみてほしい。    

この記事を書いた人

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吉川 正弘

合同会社ブレイン・アドベンチャー 代表。世界四大会計事務所の一つの会社で、のべ1000社以上のコンサルティング業務に携わる。同時に、著名人の本の出版など、10数冊の書籍を手掛ける。
「速読」と「記憶術」を組合せた「ビジネス速読記憶術」をオリジナルで開発し数百人の経営者・ビジネスパーソンの能力向上に貢献。
2021年に陰陽師師範の資格を得て開講した「社長の帝王学」講座は、6期連続定員超え。数百人のビジネスパーソンや経営者の才能を開花させ、成功に導いている。

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