社長の帝王学

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Column

感性で、スキルと論理思考を引っ張れ!

感性で、スキルと論理思考を引っ張れ!

帝王学・陰陽五行論

経営では、「アート」が重要視される時代!

山口周さんの
「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」

この本の素晴らしさを、この記事でも
以前お伝えしました。

「つくる」「科学的経営」の次に来る「アート」とは?

詳しくは上記の記事に譲りますが、
この本をものすごく短く
まとめると、

『経験から来る
 「クラフト(モノづくりの知見)」

 ロジックから来る
 「サイエンス(論理思考、数字)」、

 これら2つの上に
 「アート(こだわり、審・善・美)」
 を置くのが今の時代の経営だ』

となります。

人生では「アート」は「感性」

では、この経営を「人生」に
置き換えてみましょう。

そうすると、

・「クラフト」は「スキルや経験」
・「サイエンス」は「論理思考」
・「アート」は「感性」

となることに気づきました。

実は、人生を歩んでいく上で
「スキルや経験」、「論理思考」を
優先させてしまうと、
感性が殺されてしまいます。

・他の人より得意なスキルがある
・他の人に求められる経験がある
・論理思考で考えるとこちらのほうが
 安定していて楽な人生を歩める

その通りではあるのですが、
ここに、「自分の心、本心」は
あるでしょうか?

・うまくいくか分からないけど
 やってみたい
・どうしても世の中のここを変えたい
・心の声が「これをやったら?」
 と言っている

 (でも、世間や他人の意見が、、、)

これが「感性」であり、本心、
心の声(第8の習慣で言う「ボイス」)
です。

感性は、スキルや論理思考に勝てない

普通に考えると、
感性は決して、
スキルや論理思考に勝てません。

なぜなら感性には明確な
理由が付けられないからです。

「とにかくやってみたい」
というのは理由にはなりません。

一方で、スキルや論理思考には
いくらでも理由が付きます。
(こちらの方が得、お客さんがいる
 などなど)

しかし、自分の感性の優先順位を
下げてしまうことで、人生に
面白味がなくなってしまうのです。

感性を追求する人生を!

だからこそ、感性で感じ取った
「やってみたいこと」を補強するために
スキルや論理思考を使うこと。

理由のつかない感性を
補強するために、
今まで身につけたスキルや
論理思考を使うのです。

これができてくると
人生がガラリと変わりますね。

あなたも今までやってみたかったことに
「やらない理由」を挙げずに、
少しでも手を付けてみませんか?

この記事を書いた人

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吉川 正弘

合同会社ブレイン・アドベンチャー 代表。世界四大会計事務所の一つの会社で、のべ1000社以上のコンサルティング業務に携わる。同時に、著名人の本の出版など、10数冊の書籍を手掛ける。
「速読」と「記憶術」を組合せた「ビジネス速読記憶術」をオリジナルで開発し数百人の経営者・ビジネスパーソンの能力向上に貢献。
2021年に陰陽師師範の資格を得て開講した「社長の帝王学」講座は、6期連続定員超え。数百人のビジネスパーソンや経営者の才能を開花させ、成功に導いている。

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