社長の帝王学

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魅力ある人になるために 「1.振れ幅」

魅力ある人になるために 「1.振れ幅」

帝王学・陰陽五行論

喜んで話を聞いてもらうようになるには?

「なぜ、私の話を聞いてくれないんだろう?」 「同じ意見でも、他の人が言うと通るのはなぜ??」 こう思われたことはないだろうか? 立場が上の人や専門家も、もちろん話を聞いてもらえたり、意見を通すことはできる。 しかし偉い人や専門家でも、「ぜひお話を聞きたい」という人と、「しょうがない。話を聞くか」という人がいる。 この違いは何だろうか? 違いは、「魅力が高いかどうか」である。 先生には、常々「魅力ある人間になれ」と教えを頂いている。 さらに非常に魅力が高い先生ご自身が、「もっと魅力を身に付けたい」と努力を重ねておられるのだ。

なぜ、「魅力」が大事なのか?

魅力ある人には、人が集まってくる。 仕事にもなるし、お金も稼げるだろう。 さらに異性や同性にモテたり、目上の人に可愛がってもらえたり、目下の人からは尊敬されるようになる。 そして魅力が高ければ、それだけ多くの人に影響を及ぼすことができる。 「この人のいうことなら素直に聞いてみよう」 「この人に言われたならやってみよう」 人を直接変えることはできないが、影響を及ぼすことはできる。 魅力が高いほど、多くの人の役に立ったり、おこがましい言い方をすれば、たくさんの人を救えるということだ。 (もちろん悪用もできるのだろうが、そうした次元の話ではない。)

魅力を高めるにはどうするのか?

それでは、魅力を高めるにはどうすればよいのだろうか? 自身のもつ魅力を最大限高めていける方法はある。 1つ目は、「振れ幅」である。 芸能人で具体例を挙げてみよう。
  • 速水もこみちさん:格好いい俳優なのに、料理がとてもうまい(ご存知のように番組を持っている)
  • タモリさん:芸人で司会者なのに、トランペットやフルートもできる(タモリさんの場合は芸達者すぎますね)
  • 石原さとみさん:一流の女優さんですが、琴が弾ける(他に、ピアノとクラシックバレエとヒップホップダンスもだそうです)
本業で一流の人が、かなりのレベルの意外な特技を持っていると知ると、「この人には敵わない」という気になってしまう。 さらに一流の人が、似つかわしくないほど「バカなこと」をやると、一気に親しみが湧いて好きになってしまう。 代表的な例は、北野たけしさんだろうか。 世界的な映画監督だが、お笑いももちろん健在だ。 監督した映画の授賞式で、ギャグもしてしまう。 この幅の広さが大きいほど、人間的な魅力は大きくなる。 「ギャップ」と言い換えてもいいだろう。

意識して自分の幅を広げる

私も、意識をして自分の幅を広げてきた。
  • 超一流の経営者や、ビジネス書作家、コンサルタントの方々、将棋棋士とも交流がある一方、ホームレスやとある業界(ぼかします)とも交流があり、10代~80代までの友人・知り合いがいる
  • カラオケでは、全力で歌ったり踊ったりさせていただいている(最新曲も仕入れています)
  • ジムで筋トレや水泳をしている
  • 毎年、新しいことに挑戦している(2017年は、6月までに、初めてスノーボードをやり、意味論や言語学を勉強し、TOEICに挑戦し、新たにこのブログを始めた)
これらを申し上げると、驚かれたり、興味や親しみを持っていただくことも多い。 色々なことをやると単純に楽しく、また学びになるので、精神的な若さも保たれるはずだ。 今までやりたいと思っていたことに、できるところから気軽に挑戦してみるといいと思う。 魅力を高める他の方法については、またお話ししたい。

この記事を書いた人

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吉川 正弘

合同会社ブレイン・アドベンチャー 代表。世界四大会計事務所の一つの会社で、のべ1000社以上のコンサルティング業務に携わる。同時に、著名人の本の出版など、10数冊の書籍を手掛ける。
「速読」と「記憶術」を組合せた「ビジネス速読記憶術」をオリジナルで開発し数百人の経営者・ビジネスパーソンの能力向上に貢献。
2021年に陰陽師師範の資格を得て開講した「社長の帝王学」講座は、6期連続定員超え。数百人のビジネスパーソンや経営者の才能を開花させ、成功に導いている。

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