代表者コラム
Column
ビジネスに1本の芯を通す!マーケティングとは?
マーケティング講座の最重要エッセンス
先日、2日間のマーケティング講座を行ったので、最も大事なことをシェアしたい。
この講座は不定期な開催ではあるが、
私のマーケティングやコンサルティング技術の
根幹部分をすべてお伝えさせていただいている。
今のところ、受講者全員に、アンケートで5点満点中5点(満点)
という高い評価を付けていただいている講座だ。
受講対象者は、ものを売るための文章作成術である、
「コピーライティング」を学び、実践している方々。
ここでお伝えしているのが、
コピー(売るための文章)を書く際には、
単にコピーのことだけを考えていてはだめだということだ。
まず、オファーを見直すのが近道
コピーを書いていて、「これは売りづらい」と感じたら、まずは
1)オファーを見直すこと
オファーとは、買っていただく際の約束。
商品・サービスに何を含めるか、どんな特典を付けるかだ。
無料プレゼントや特別値引き、無料動画、無料相談や特別セミナーへのご招待など、色々なオファーがある。
オファーがお客様にとって魅力的であれば、「欲しい」という魅力が高まるのだ。
次にビジネスモデルを見直す
ただし、オファーを見直せば売れる、というものでもない。
オファーを変えても売れるかどうか、、、という場合は、
2)ビジネスモデルを見直すこと
ビジネスモデルとは、どこで何をどのように売るか。
「マーケティングの4P」という概念があるので、それをお伝えさせていただいている。
・Product:商品、サービス
・Price:価格
・Place:売る場所(ネットやリアル)
・Promotion:プロモーション(売り方)
これら4つがぴたりとかみ合えば、販売はうまくいく。
しかし、どこかちぐはぐだと、モノは全く売れないのだ。
例えば、近所の高齢者向けのマッサージというサービスを、ツイッターやインスタグラムで売っていては、よほど大きな話題を作らない限りは、大きな売上を作るのは難しいのではないだろうか。
私は「売り方の必勝形」ともいうべき8つの「利益モデル」を講座内でお伝えしている。(「利益モデルはたくさんあるのだが、まずはこの8つを最優先で使いこなせるようにしてもらっている。8つの話はまたいつか)
あなたの商売に見込みはあるか?
さて、売り方を見直してもそもそもそのビジネスに
「見込みがあるかどうか?」を見極めることが必要になる。
3)ビジネスの見込みを見直すこと
例えば、今の日本で普通の鉛筆を売り出したとしても、
そのビジネスが当たる可能性は低いだろう。
市場が縮小しているし(新規の需要はほとんどない)、
そもそも鉛筆を製造する既存メーカーが強すぎて
新規参入の余地はほとんどない。
これは、自社、市場、競合の状況を見る「3C分析」で簡単に分かる。
3Cとは、
・Company(自社)
・市場(Customer:顧客)
・競合(Competitor)
の頭文字を指す。
これにより、ビジネスの見込みを判定するのだ。
そもそもそのビジネスを「なぜ」やりたいのか?
最後に、いくらそのビジネスに見込みがあったとしても、
「なぜ」そのビジネスをやりたいのか?
4)ビジネスの「Why」を見直すこと
これが決定的に重要になってくる。
いくら儲かるビジネスだったとしても、
やりたくないことを無理にやっていれば
どこかでダメになってしまうからだ。
コンサルタントはその見極めがとても大切だ。
相手から「Why」を引き出し、
納得してやっていただかないと
いくらいいビジネスを提案しても無駄になる。
これらの一貫性が最も重要!
そして、これら
4)なぜやりたいか(Why)
3)ビジネスの見込み(3C)
2)ビジネスモデル(4P)
1)オファー(売り方、Promotionの一部)
0)コピー
これらが一貫していてこそ、うまくいくビジネスになるのである。
どこかちぐはぐなところがないこと。
ビジネス構築でもコンサルティングでも、
上記の一貫性に留意いただくと、
うまくいくビジネスを作ることができるのだ。