代表者コラム
Column
ブンジュ村で見つけた!自分らしい人生の送り方
こんにちは、ビジネス陰陽師の吉川です。
今日は、皆さんにオススメしたい本があります。
「今日、誰のために生きる?」という本をご存知でしょうか?
この本のタイトルになっている「今日、誰のために生きる?」という言葉は、アフリカのタンザニアにある、ブンジュ村の挨拶になっています。「俺は自分のために生きるよ。お前はどうなんだ?」というのが返し文句になっている、ちょっと変わった村なんです。
200名ほどが暮らす小さな村なのですが、大人が子供たちと一緒に星を見に行ったり、皆で絵をかいたりと、お互いに助け合いとても素敵な暮らしをしています。
自分を大切にしているからこそ、他の人も大切にできるし、やりたいことを手伝ってあげられる。自分の心に沿って生きつつも、人にも寄り添える。
今回は、そんな優しさあふれるブンジュ村の人々から、自分らしい人生を送るための哲学を以下の3つのポイントに分けて解説したいと思います。ひすいこたろうさんとSHOGENさんという方が、この村をテーマに本を書かれていますので、合わせてご紹介します。
① ワーク:今ある幸せ
② ダメな自分を許す
③ 歓喜する
YouTube『社長の帝王学チャンネル』でも発信しておりますので、もし動画で説明をご覧になりたい方は下記からご覧ください。
①ワーク:今ある幸せ
まずは、皆さんにちょっとしたワークをしていただきたいと思います。
「今ある、あなたが当たり前だと思われる幸せ」とは何でしょうか?例えば、空気が吸える、手足がある、耳が聞こえる、家族がいて毎日笑い合えるなど、数分間で挙げてみてください。
次に、あなたにとって最高・最大の願いを一つ挙げてみてください。例えば、世界一のお金持ちになりたいとか、1年かけて豪華客船で世界一周したいとか、そういった大きな願いです。
それでは、ここで質問です。「最初に挙げた、今ある幸せを3つ差し出してくれたら、2つ目に挙げた最高・最大の願いを叶えてあげます。あなたはどうしますか?」
いかがでしょうか。私自身もやってみた時に本当にショックを受けました。
私は、こういう事業を伸ばしていきたい、と願ったのですが、今ある幸せの中で差し出せるものはないなと、そう感じる自分がいました。
私の関係者の方も、皆さん同様の反応をされる中、お一人だけ、目が見えなくなっても手がなくなっても、これをやりたいという方がいらっしゃいました。その方は、世界平和を願うとか、自分の子供にとってすごく良い世界にしたいとか、そういう願いをお持ちだったので、それもすごいなと感じました。
自分のエゴのための願いと比べると、当たり前の日常のほうが大事なんだと、それを気づかせてくれるワークではないでしょうか。
②ダメな自分を許す
2つ目が、「ダメな自分を許す」ということです。
私達日本人は真面目なので、何かと自分自身を責めてしまいがちです。例えば、試験勉強ができなかったとか、仕事で頑張れなかったとか。あの時こうしていれば、あの人はもっと喜んでくれたのではないか、と自分を責めてしまった経験はありませんか?
ですが、そんな自分を受け入れて、許して、愛してあげることができれば、それは一番大きな愛(宇宙の愛)といえるのではないでしょうか。ちょっとしたサボり癖や、意志の弱さなど、自分のダメなところを認めていくことで、他の人にも優しくなれると思います。
陰陽五行でも「人は長所で尊敬されて、短所で愛される」という話がありますので、短所とは可愛げのあるもの、人間らしいものだと考えると、毎日がもっと楽に過ごせるのではないかと思います。
たとえ嫌いな人や苦手な人がいても、相手にはこんな理由や事情があったのかもしれない、と考えることができれば、より良い人間関係にも繋がります。
そのための第一歩として、まずは自分自身を許してあげることを意識してみてください。
③歓喜する
3つ目のポイントは「歓喜する」ということです。
この地球上で考えてみると、私達人間はすごく地球に迷惑をかけている生き物です。
「世界生物サミット」という漫画をご存知でしょうか?地球上の生き物が全て参加している世界規模のサミットの場で、人間が怒られている姿を描いた風刺漫画です。お前たちのせいで住み家がなくなった、環境がおかしくなったと批難を浴びる人間は、まさに地球における問題児なのです。
では、そんな人間が持っている特徴的な役割は何かというと、①愛すること(ラブ)②祝福すること(セレブレーション)ではないでしょうか。
自分や子供に対する愛情はもちろんですが、もっと広い範囲での人類愛、世界中の皆に良くなってほしいといった気持ちは、中々他の動物には考えられないことだと思います。また、感動した時に喜びを表現したり、祝福することも人間ならではの行動です。
愛することと祝福してあげること。この2つができると、とても良い波動やエネルギーが出てきますし、人生が明るく楽しくなっていきます。
自分らしく生きることの先に、人を愛したり祝福したりすることがありますので、ぜひ意識していただけたらと思います。互いに愛され祝福し合うことが、歓喜すること、喜んで生きることであり、人間らしさに繋がるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はアフリカのブンジュ村を舞台に、自分自身との向き合い方をはじめとして、日々をより良く生きるためのポイントについて解説してみました。
その中でも特に大切なことは、自分に対しても他の人に対しても、「感動:心を動かしているか」ということだと思います。
帝王学には、「帝王は無関心・無感動が一番いけない」という言葉があります。自分を認めて心を開き、人に寄り添い共感する。そうすることで、帝王としての資質がどんどん開花していきます。
ブンジュ村の人々の生き方は、まさしく帝王学に通じるものがあると思いませんか?
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