社長の帝王学

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Column

若者よ、旅に出よう!

若者よ、旅に出よう!

帝王学・陰陽五行論

ビジネス陰陽師の吉川です。

今回のお遍路さんで出会った
若者たちについて

「どんどん旅に出て
 自分に向き合おう!」

思ったのでそのお話です。

お遍路さんに来る若者たち

今回のお遍路さんでは、
何人かの若者と出あい、

少しずつですがお話し
することができました。

・栃木、群馬から来て
 寝袋やビニールシートなどを担ぎ、
 軒先などで野宿しながら、歩きで
 お遍路さんを続ける20代前半の若者たち。

彼らに
「なぜやっているんですか?」と聞くと

「いや、時間があったので」
「なんとなく行ってみようと思って」

という答えでした。

また、
・車でお遍路をめぐっている
 30歳と28歳のサラリーマン。

彼らも
「時間があったのでやってみようと思って」

という話であり、
ちょうど宿が同じになったので、
彼女との結婚や仕事に悩んでいるという
お話を聞き、共感していました。

若いうちは旅に出るのがいい

以前、次の記事でお話ししたことがあります。

【年代ごとの生き方アドバイス ~男性編~】

それは、男性は子ども時代が終わり
大人の時代、自立の時代に向かう時に
徹底的に自分に向き合う時間を取り、

「自分とは何か」を確立するのが、その後の
人生において非常に有意義であること。

2500年前からの人類の知恵である
陰陽五行論でそう定義されています。

そうした意味で、お遍路さんで出会った
若者たちは、まさに「自分に向き合う」を
地で行く時間を過ごしていました。

彼らには説教臭くなるので言いませんでしたが、
本当に自然に良い時間を取っているのです。

本ばかり読んでいた大学時代

私も大学生時代には、
ひたすら「ストリートファイター2」という
ゲームを1日10数時間、2年間ほど
プレイしていました。

後は、人付き合いが苦手だったので
ずっーと本を読み続け、
思索をしていたように思います。

一人旅もたまにしていました。

大学のサークルにも入っており、
人付き合いも多少はありましたが、

どちらかというと1人でいたい、という
欲求が強かったですね。

今思うとその時に、自分というものに向き合い
人格を形成していたのかもしれません。

多くの部族は若者を旅に追いやる

世界中の部族には、古来より
成人を迎える若者を
旅に出すような風習があります。

親元を離れ、
一人となって行きる術を身につけ、
徹底的に自分に向き合う時間を取ってから
村に帰還するようなシステムが
でき上がっているのです。

現代でもバックパッカーとなって
世界中を放浪する若者もたくさんいますね。

日本では旅をする若者がだいぶ減ってしまいました。

SNSで薄く広くつながるような交友関係の
世界も悪くはないのですが、
そうしたネットを極力遮断して

若いうちには自分に向き合う時間を
強制的に取れるような環境に行くといいよ、

と陰陽五行論は教えてくれるのです。

この記事を書いた人

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吉川 正弘

合同会社ブレイン・アドベンチャー 代表。世界四大会計事務所の一つの会社で、のべ1000社以上のコンサルティング業務に携わる。同時に、著名人の本の出版など、10数冊の書籍を手掛ける。
「速読」と「記憶術」を組合せた「ビジネス速読記憶術」をオリジナルで開発し数百人の経営者・ビジネスパーソンの能力向上に貢献。
2021年に陰陽師師範の資格を得て開講した「社長の帝王学」講座は、6期連続定員超え。数百人のビジネスパーソンや経営者の才能を開花させ、成功に導いている。

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