社長の帝王学

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Column

「どうせ無理」は最悪の言葉です

「どうせ無理」は最悪の言葉です

帝王学・陰陽五行論

ビジネス陰陽師の吉川です。

人の可能性や未来を奪い、
また、いじめや差別を助長してしまう
言葉があります。

今日はそんなお話です。

思いは招く

2014年のTEDでのプレゼンなのですが、
素晴らしいお話があります。

TEDはアイデアを広めることに
専念する非営利団体であり、通常は短く
パワフルなプレゼンテーション
(18分以内)の形で行われています。

この動画も20分程度ですが、
観ていて感動しました。

思いは招く

スピーカーは、植松電機の、植松努さん。
植松電機は、世界で初めての
・爆発しないロケットエンジンや人工衛星
・世界に3つしかない無重力施設

をつくった、従業員18名の北海道の
小さな町工場です。

そして本当に小さな会社なのですが、
他にないユニークな製品を作っているから
NASAやJAXAからも人が訪ねてきます。

なぜ単なる町工場にこんなことができたのか。
別にそれは目的ではなく、手段だと
植松さんは話してくれます。

「どうせ無理」は最悪の言葉

植松さんは、小さいころから、
宇宙の仕事をしてみたかったそうです。

それをおじいさん、おばあさんに
話したところ、
「できるよ」「いいじゃないか」
それで喜んで一生懸命勉強しました。

ところが、学校に行きはじめ、
その夢が壊れ始めます。

先生や友人が
「どうせ無理」
「宇宙開発はとても難しい。
 お前の頭じゃ無理だし、
 お金がたくさんかかるから無理」

そういって夢をつぶそうと
してきたそうです。

この「どうせ無理」という言葉こそが
人の未来や可能性、チャレンジする力を
奪ってしまう最悪の言葉
だと、
植松さんは話します。

この言葉によって、人は自信を失い、
チャレンジすることが怖くなり、
他の人から、モノや自信を奪うような人が増え
やがて差別や戦争が起きてしまいます。

だからこの「どうせ無理」という
言葉を使ってはいけないのです。

魔法の言葉「だったらこうしてみたら?」

代わりに「こうしてみたら?」という
言葉を使うとよい、と植松さんは提案します。

「無理」と言われると力は出ませんが、

「だったらこうしてみたら?
 こんなことが本に書いてあったよ、
 テレビでやっていたよ」

と言われたらやる気が出ますからね。

植松さんは自分の可能性を信じて
努力を続けることで大きなことを
成し遂げました。

そして夢をあきらめないこと、
自分の可能性を信じ続けることの
TEDで拍手喝采を受けています。

自分に自信がない方、元気が出ない方に、
是非見ていただきたい動画です。

思いは招く

この記事を書いた人

吉川正弘のイメージ写真

吉川 正弘

合同会社ブレイン・アドベンチャー 代表。世界四大会計事務所の一つの会社で、のべ1000社以上のコンサルティング業務に携わる。同時に、著名人の本の出版など、10数冊の書籍を手掛ける。
「速読」と「記憶術」を組合せた「ビジネス速読記憶術」をオリジナルで開発し数百人の経営者・ビジネスパーソンの能力向上に貢献。
2021年に陰陽師師範の資格を得て開講した「社長の帝王学」講座は、6期連続定員超え。数百人のビジネスパーソンや経営者の才能を開花させ、成功に導いている。

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