社長の帝王学

代表者コラム

Column

動きが大事!

動きが大事!

帝王学・陰陽五行論

ビジネス陰陽師の吉川です。

動きを付けるって大事だなーと
思っていますので、
今日はそれについて書いてみます。

動いてないものはダメ

私の大好きな映画の1つ、
「グレイテストショーマン」

ヒュー・ジャックマン主演の
「サーカス」を作り上げた興行師
P・T・バーナムの成功を描く
ミュージカル映画です。

好きなシーンの1つが、主人公が
仕事をクビになって一念発起し、
世界中のあらゆる奇妙なものを
展示した博物館を作った後。

単純に珍しいものを展示している
だけの博物館であり、
お客さんが全然入りません。

夜、思い悩む主人公に、
小さい娘が言います。

「パパ、動いていないものはダメ」

この言葉をきっかけに
バーナムは博物館をきっぱりとやめ、
ショービジネスの世界に
進んでいくのです。

動いているものを生で見たい

我々人間は「動物」であり、「動く物」
動いていないものは、
「植えてあるもの」、つまり「植物」です。

だから動いているのが自然だし
動く物を見たい。

さらに、我々は迫力の映像を見るよりも
実際に動いているところに
立ち会って、肉眼で見るほうに
価値を見出します。

数百円を払ってモニター越しに
録画のアーティストのライブ映像を
見るよりも、

1万円払ってもいいから、
実際にライブに参加し、
全身で臨場感を持ちながら、
その場で体験する方が好きなのです。

もちろん、お金や時間、チケットの
都合で、録画にせざるを得ない場合も
ありますが、ライブに出られるものなら
出たいですよね。

エネルギーを感じたい

考えてみると、私たちには

「生きているエネルギーを感じたい」
「躍動しているものを直接肌で感じたい」

という欲求があるのだと思います。

パワーをもらえる気がしますし、
引っ張られて自分も元気になるし、

参加者が作り上げる空気に触れ、
可能なら自分もその一員に
なりたいと思います。

先日お世話になっていた、
福島県の常福寺の住職は

「護摩炊きをするときに、
 後ろで見てくれている方のために
 わざと動きを大きくしたり、
 音を立てて手を打ち鳴らしている」

とおっしゃっていました。

エネルギーを与えられる動きを!

ある研修の映像を見ていたのですが、
そこではパワーポイントに
書かれている内容を
淡々と読み上げるだけのもの。

コンテンツは素晴らしいのかも
しれませんが、
眠くなってしまいました。

紙を読み上げるだけの国会答弁も
そうですよね。

リーダー、つまり帝王と呼ばれる人は
自分の言葉で、動きを付けながら
話します。

(自然に動いてしまう、というのが
 本当のところだと思います)

それでこそエネルギーや想いが
他の人に伝わりますので、

人前では動きを付け、エネルギーを
与えるように話していきたいなと
改めて思いました。

この記事を書いた人

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吉川 正弘

合同会社ブレイン・アドベンチャー 代表。世界四大会計事務所の一つの会社で、のべ1000社以上のコンサルティング業務に携わる。同時に、著名人の本の出版など、10数冊の書籍を手掛ける。
「速読」と「記憶術」を組合せた「ビジネス速読記憶術」をオリジナルで開発し数百人の経営者・ビジネスパーソンの能力向上に貢献。
2021年に陰陽師師範の資格を得て開講した「社長の帝王学」講座は、6期連続定員超え。数百人のビジネスパーソンや経営者の才能を開花させ、成功に導いている。

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