2019.02.24

最も効率良く、教えていただくには?

陰陽五行論

この日なら何時でもお会いしに行きます!

「この日なら何時でもお会いしに行きます!」

「私に相談がある」ということで、
私の住んでいる街に来ていただき、
相談を受けることがある。

「わざわざ来ていただくのも悪いので、
 メッセンジャー通話か、ZOOMでもいいですよ」

と言っても、

「いえ、できればお会いして、
 直接お話しを伺いたいです」

「この日なら何時でも
 お会いしに行きます!」

といわれると、嬉しいし、
これは完全に正しい姿勢だと思う。

直接会って得るものは大きい

自分の師匠はもとより、
自分より優れている方、教えを請いたいという方には
機会があれば、直接お会いしたほうが絶対に良いと思う。

直接お会いするほうが、
はるかに伝わるものが大きいからだ。

1)直接お会いしてお話する。
2)通話等で遠隔地でお話する。
3)その人が話しているものをビデオ等で見る。

1)から3)に行くにつれて。
得られるもののは小さくなっていく。

例え、伝えていただくコンテンツ(内容)自体は
同じだとしても、

直接お会いしてお話しできる時に得られる

・表情
・身振り手振り
・発しているエネルギー
 (お話いただいている時に、エネルギーがどう動いているか)
・その方の立ち居振る舞い、所作

などから、更に学ぶことができるからだ。

さらに同じ資料を見ながら、
密度の濃い打ち合わせをすることができる。

また直接お会いすることで、相手の方も打ち解け、
普段はしないお話や、
秘蔵の資料などを見せてもらえることもある。

相手だって、わざわざ労力と時間を使って
会いに来てくれた人は歓迎したいものだ。
(もちろん、時間泥棒にならないように、
 相手の時間には最大限の敬意を払うべきである。)

私もすごい方々から、何度もそうしたことをしていただいたし、
『この後時間ありますか?』と、
さらにお話を続けたり、ご馳走になったことも多い。

それが大きな学びにつながっている。

大事なことは面授

仏教などには
「面授」(めんじゅ、面受とも書く)という言葉がある。

文章などで広く教えるものではない重要な教えを、
師から弟子へと直接伝授することだ。

選ばれたものにしか伝えてはいけないことは、
古来より、

師匠が弟子の力量をはかりながら、時期を見て、
直接口伝(くでん)で伝えてきたものだ。

セミナーを受けるときでも、動画よりは直接参加だ。

その場の空気を感じながら、
リアルタイムで参加することの意義は本当に大きい。

録画になってしまうと現場の熱量は感じづらいし、
2倍速で見てしまうと、
ほとんど頭の中に残らないように思う。

人に会いに行く労を惜しまない

直接会いに行くといっても、昔と違って
現在は交通手段が発達している。

例えば電車で1時間かかるといっても、
電車の中で仕事をしたり本を読むことだってできる。

車の中でもリフレッシュしたり、
オーディオテープを聴く時間が持てるのだ。

だから時間を有効活用するという意識次第で、
時間が無駄になることはない。

「これは!」と思う方がいたら、
極力直接お会いすることに
こだわったほうが良いと思う。

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