社長の帝王学

代表者コラム

Column

自由になるための技術 リベラルアーツ

自由になるための技術 リベラルアーツ

速読記憶術・名著

ビジネス陰陽師の吉川です。

4/30に山口周さんをお迎えして
読書会&講演会をするにあたり、

山口周さんのイベントはこちら

ブレインアドベンチャーの
中谷麻貴子さんが山口さんの著書について
読書会をやっていただいたお話しです。

中谷麻貴子さん主催の読書会!

ブレインアドベンチャーの
中谷麻貴子さんに、
山口周さんの著書
「自由になるための技術 リベラルアーツ」
について読書会をやっていただきました。

中谷さんの読書会のやり方は、
参加者全員が1章ずつ本を読んで内容を要約し、
一人2分で発表した後、気づきをシェアする
という方式。

全員で読む連帯感や、発表の緊張感など
本の内容が頭に残る方法であり、
非常に良かったです。

リベラルアーツとは?

リベラルアーツとは、教養や一般教養といった
意味を持つ言葉なのですが、

本書では
「私たちの行動や判断を司る根本思想、
 コンピュータにとってのOSのようなもの」

と言っています。
もう少し具体的に言うと、

歴史、哲学、宗教、芸術などの一見すぐに
役立たない学問から、
自分なりの答えを導き出し、
実際の行動や判断に反映すること、
です。

例えば歴史なら単に年号を学ぶのではなく、
まずは問いを立てること。

・明治維新は誰が、どんな方向性を示し
 短期間で成し遂げることができたのか?

・日本の高度成長期はなぜ実現でき、
 今再生しようとしても
 なぜ実現できないのか?

・なぜ日本は、GDPの指標だけで
 国の成長を図るようになったのか?
 それは正しいのか?

あなたはこれらの問いに
自分なりの言葉ですぐに答えることが
できるでしょうか?

遠回りに見えて必要なスキル

リベラルアーツは一見回りくどく
すぐに答えが出るものではありません。

しかし、今までの前例や成功体験が
全く通じなくなった社会になり、

その中で自分がどうしていくべきか、
世の中がどう動いていくのか、
の仮説を立て、
行動して検証し続けていくこと。

こうしたことが必要な時代になり、
その中で「自分の頭で考える」
という意味において
リベラルアーツほど役に立つものは
ないのです。

横並びの知識はネット検索があることで
相対的な価値が下がってしまっています。

そんな中、様々な角度から
自分の考えを構築、検証していく
リベラルアーツを身につけた人が
強いのです。

是非、少しずつでも構いませんので
歴史、哲学、宗教、芸術などを学び

すぐには解けない問いを立てて、
その問いの答えを
追求していってください。

またぜひ、4月30日の
山口周さんご本人を迎えて行う
読書会&講演会にお越しください。

今回のリベラルアーツについても
ご本人にお話を伺いたいと思います。

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この記事を書いた人

吉川正弘のイメージ写真

吉川 正弘

合同会社ブレイン・アドベンチャー 代表。世界四大会計事務所の一つの会社で、のべ1000社以上のコンサルティング業務に携わる。同時に、著名人の本の出版など、10数冊の書籍を手掛ける。
「速読」と「記憶術」を組合せた「ビジネス速読記憶術」をオリジナルで開発し数百人の経営者・ビジネスパーソンの能力向上に貢献。
2021年に陰陽師師範の資格を得て開講した「社長の帝王学」講座は、6期連続定員超え。数百人のビジネスパーソンや経営者の才能を開花させ、成功に導いている。

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