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人の才能を爆上げする「モチベーションの心理技術」

人の才能を爆上げする「モチベーションの心理技術」

速読記憶術・名著

ビジネス陰陽師の吉川です。

先日、ダイレクト出版社の
「モチベーションの心理技術」という本の
勉強会をしたお話です。

人の才能を引き出し、能力を上げていける本

これは「自分のモチベーションをどう上げるか」
という本ではありません。

他の人、特に部下や子供などの目下の人に
言葉がけをすることによって、
その人の才能を引き出し、
能力を上げていくことができる、
という本です。

一般的には、
人に何か行動を起こしてほしいときや、
人が間違ったことをしたとき、
よかれと思って「もっと頑張れ!」と
叱咤激励の言葉をかけたり、

「もっとこうすべきだった」
「結果が出なかったね。
 ここを直せばもっと良くなるよ」
など、厳しい評価を下すことはありませんか?

しかしこうした言葉がけは
人のやる気を削ぎ、
パフォーマンスを落としてしまう
「死の言葉」になっているかもしれません。

こうした「死の言葉」を使うと、
ストレスや不安、混乱、ウツなどの
あらゆるマイナス効果を呼び起こしてしまう
ことが少なくないのです。

「アファメーション」こそが人の力を引き出す

一方で、「アファメーション」と呼ばれる
「ポジティブな声掛け」をすること。

これこそが「命の言葉」と表現されている
相手の脳に肯定的な変化を引き起こすための
カギとなります。

「本当によく頑張った。
 尊敬するよ」

「君と一緒に仕事ができたのは、
 私のキャリアの中の大きな誇りだ」

「あなたは、自分の信念に沿ってしっかりと
 行動できていて本当に素晴らしい」

そんなポジティブな言葉をもらえた人は、
自分の内側から湧き出てくる
モチベーションによって行動するようになります。

さらに、その人本来の強みや輝きを解き放ち
素晴らしいパフォーマンスを発揮し、
チームや組織に貢献してくれるようになるのです。

一生影響を及ぼす言葉

この本の勉強会で、深見さんという方が
こおっしゃっていました。

「高校時代の剣道部で
 ある素晴らしい先輩にかけてもらった
 『深見、お前は本当に頑張っていてすごいよ』
 という言葉を今も覚えています。

 その言葉のおかげで今でも、
 何かつらいことがあっても頑張ることが
 できているんですよ」

まさに一生影響を及ぼす言葉かけですよね。

あなたもポジティブな言葉かけを
していくことによって、

「あなたからもらえたあの言葉が、
 私の人生を変えてくれました!」

と人に大きな影響を与えられるように
なる可能性があるのです。

是非周りの方にはポジティブな
言葉かけをしていくように
していってください。

この記事を書いた人

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吉川 正弘

合同会社ブレイン・アドベンチャー 代表。世界四大会計事務所の一つの会社で、のべ1000社以上のコンサルティング業務に携わる。同時に、著名人の本の出版など、10数冊の書籍を手掛ける。
「速読」と「記憶術」を組合せた「ビジネス速読記憶術」をオリジナルで開発し数百人の経営者・ビジネスパーソンの能力向上に貢献。
2021年に陰陽師師範の資格を得て開講した「社長の帝王学」講座は、6期連続定員超え。数百人のビジネスパーソンや経営者の才能を開花させ、成功に導いている。

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