代表者コラム
Column
1日2時間!?短眠は可能か?
「できる人は超短眠!」
私が色々な活動をしていると、必ず聞かれるのが
「1日何時間寝ているんですか?」
という質問だ。
これは、
「寝ないでも大丈夫なんですか?」
という質問と同じだろう。
忙しそうにしている人は、必ずされたことがある質問だと思うし
「何時間寝ているか」は非常に話題にされやすい。
「何時間寝ているか?」と聞かれれば、私は4-5時間くらいが多い。
眠るのは快楽なので、寝たいときは7-8時間寝ることもあるし、
逆に締め切りが迫っている仕事がある場合は、3時間になることもある。
個人的には、睡眠時間の長さが重要とは思っていない。
やるべきことをやって、終わって眠かったら寝るだけ、だからだ。
そこで物議をかもしているのが2016年に出た、
「できる人は超短眠!」という本だ。
作者の堀さんとは知り合いである。
睡眠には害毒しかない!?
この本の主張は、従来の睡眠の常識をことごとく覆す。
・睡眠には「眠気を取る」以外の役割はない
・7時間眠らないと寝不足になる、というのは間違い
・睡眠に浅いも深いもない
・疲労は起きていても回復する
・寝ると免疫が下がり、病気になりやすい
・睡眠はお肌に悪い
・寝ないほうが記憶力が上がる
眠気さえコントロールできれば、
やりたいことをやって活動時間を増やしながら、
無理なく睡眠時間を削ることが可能、という主張なのだ。
アマゾンのレビューでは、
星が5つが53%、星1つが21%という両極端な本になっている。
非常にエッジが効いているといえよう。
興味のある方は、是非本書を読んでみてほしい。
短眠を試してみた結果は?
この本を元に、以前、短眠が習得できるか試してみた。
結果として、睡眠時間が3時間程度でも
それほど問題なく過ごせるようになったので、
できるかどうかで言えば「できる」のだと思う。
(強烈な眠気がくるときはある)
ただし、
・睡眠自体が人間にとっての快楽。寝るのは気持ちいい
・起きている必要、長く活動する必要がないと、元に戻りやすい
だから今は、睡眠時間を短くする必要があればやるが、
特に必要なければ4-5時間か、それ以上寝るようになった。
いずれにせよ、短眠には理由が必要だというのが実感だ。
(寝不足だとしても、次の日が旅行だと
ばっちり目が覚めるのと同じ理屈だと思う。)
睡眠時間にこだわり過ぎない
「7-8時間以上寝る方が体によい」
と思っている人はたくさんいる。
また睡眠時間の長さにこだわる人も多い。
一方で、睡眠時間にこだわらない人もいる。
例えば私の師匠も、本当に寝ないで仕事をする人である。
だから一度、上記の常識を疑ってみても良いのではないか。
無理強いをする気は全くないし、責任は取れないのだが、
一方で「自分はたくさん寝ないとダメだ」
というのも1つの思い込みではないかと思う次第である。
一度試してみるのも悪くはない。