社長の帝王学

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「出来事」から始める時間管理術

「出来事」から始める時間管理術

速読記憶術・名著

時間=「??」

前回の時間管理「TQ」については、結構反響があった。

年末で1年を振り返るこの時期、時間管理について再度考えてみたい。

ここで1つ考えていただきたい。

「時間とは何だろうか?」

哲学的、物理的、宗教的な定義はいろいろあると思う。

だがこの定義を知っていると、人生が有意義になる定義があるのだ。

それは、「時間=出来事」である、ということだ。

この定義は、前回紹介した「TQ」にも出てくる。

ここ2-3ヶ月でやったことは?

自分がここ2-3ヶ月、やってきたこと、起きた出来事を振り返ってみてほしい。

参考までに、私がここ2カ月で体験したことを記載してみる。

<11月>
・長野、兵庫、広島、徳島、和歌山に出張
・屋久島に行き、屋久杉を見る。屋久島大社、益救(やく)神社に参拝
・酉の市で1周り大きい熊手を買う
・ダライラマの講演会に行く
・写真家 半田也寸志(はんだやすし)さんの講演会のレポート作成
・旧交を温める会合に出席
・陰陽五行論の特別鑑定会に出席
・新規セミナーの講師
・元戦略コンサルタントのセミナー資料の作成支援

<12月>
・神奈川、鳥取、千葉、北海道に出張
・京都旅行
・9年ぶりのフルマラソンを完走(5時間14分)
・ある団体のコンサルティングの実施
・マップ作成術と「7つの習慣」読み解きセミナー
・伊勢神宮に参拝
・超一流ホテルで300人規模の忘年会パーティの司会
・レクサスマーケティングの立役者 高田敦史氏の講演会レポートの作成
・映画「ボヘミアンラプソディ」に感動
・銀座のシークレットパーティに参加
・企画した忘年会でダンス(盛り上がった)
・ほぼ初対面の方ばかりのたこ焼き、鍋パーティに参加(楽しかった)
・神田明神に参拝
・大みそかにお寺のお手伝い(予定)

他にも色々あるが、特に心に残ったのは、これらの体験であった。

時間管理は、「どんな出来事が欲しいか」

時間=出来事、だとするなら、「時間管理」とは「出来事管理」である。

つまり自分の人生にどんな出来事が欲しいか、を設計していけばいいのだ。

私が10年以上続けている習慣がある。
それは毎月、自分の手帳に、「10分以上は語れる体験(出来事)」を書き留めていることだ。

上記もその手帳を転記したものになる。

面白いもので、ずっと続けていると、
「自分の欲しい出来事」がどんどん出てくるようになってきた。

さらに、人に語れるような、感情の動く体験をたくさんしたくなってくるのだ。

「感情のサラダバー」を味わう

「成功の9ステップ」というセミナーでは、
「1週間、1ヶ月でどのような感情を味わいたいか」で、時間管理を考えることを教えてくれる。

達成感、他の人とのつながり、新しい体験での高揚感…

どんなことを味わいたいかは自分で決めればよい。

「サラダバー好きな野菜を取るように、感情のサラダバーで好きな感情をオーダーするように、やることを決める」ことだ。

前回紹介したように、それらの体験が「自分の価値観に沿っているもの」であれば毎日にも張りが出てくるだろう。

価値観がハッキリしていれば、何かに誘われたり、やろうかどうかを決めるときに迷わずに決断ができる。
だから、心地よい時間(出来事)の割合を増やしていくことができるのだ。

来年にむけ、少しずつでも良いので、自分の欲しい出来事を、スケジュールの中に入れていってはいかがだろうか?

この記事を書いた人

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吉川 正弘

合同会社ブレイン・アドベンチャー 代表。世界四大会計事務所の一つの会社で、のべ1000社以上のコンサルティング業務に携わる。同時に、著名人の本の出版など、10数冊の書籍を手掛ける。
「速読」と「記憶術」を組合せた「ビジネス速読記憶術」をオリジナルで開発し数百人の経営者・ビジネスパーソンの能力向上に貢献。
2021年に陰陽師師範の資格を得て開講した「社長の帝王学」講座は、6期連続定員超え。数百人のビジネスパーソンや経営者の才能を開花させ、成功に導いている。

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