防災から学ぶ、「自助」の大切さ

陰陽五行論

自助70%、共助20%、公助10%

最近、防災の入門編的なお話を聴く機会があった。

お話によると、災害の際に命を守るには、
「自助70%、共助20%、公助10%」ということだ。

自助:まず災害が起こってから数時間は自力で生き延びる必要がある
共助:生き残り、動ける人が近所や地域の方を救助する
公助:警察や自衛隊などが助けに来る

公助には限界がある

特に大規模災害時では、
公助(行政、消防、警察、自衛隊、医療機関)の機能に限界がある。

強調されていたのは、

「警察や自衛隊は絶対にすぐには来ません」

ということ。

広域災害の場合、どこから部隊を投入するか、
道路等が寸断されておらずその場所にたどり着けるか、
そうしたことを検討して投入が決定される。

だから来るのは早くても十数時間、
下手をしたら数日後かそれ以降になる。

それまでは自分とご近所、地域の方々で
生き延びるしかないのだ。

したがって自助努力として、
食料、飲料水や物資を備蓄し、
家具の転倒、落下、移動防止をし、
安否確認の伝達手段の確保や避難経路を確認しておくことだ。

共助を義務化するとやる気がなくなる

また近所や地域で助け合う「共助」であるが、

「では、みんなで防災訓練をしましょう」
「防災の際の避難経路について打合せしましょう」
「いざというとき、何ができるか宣言してください」

などと義務化してしまうと、やらされ感が出て、
やる気が削がれてしまう。

だから行政や消防等から、
「これをやってください」とは絶対に言わない
ということだ。

近所や地域から「これはやったほうがいいよね」

という声が上がればやるという方針だし、
初めてサポートを開始するそうだ。

働く姿勢、学ぶ姿勢は?

これを「働く姿勢」「学ぶ姿勢」に置き換えてみよう。

やはり最初から、同僚に助けてもらうこと(共助)、
そして会社や地域、国からの援助(公助)を
あてにしてはいけないということだ。

まずは自分で何とかすることが最も大事。

そして、周りと協力してやろう、という時でも
それを義務化してはいけない。

「周りを助けましょう」
「周りのためにできることをやりましょう」

と言う言葉は美しいが、 自分に余裕がない時には、なかなか他者のために!
とはなりにくいし、誰も義務ではやりたくないものだ。

「自助論」にいわく

19世紀に刊行されたスマイルズの「自助論」
300人以上の欧米人の成功談を集めた名著だ。

この本で特に有名なのが、序文のこのことば。

「天は自ら助くる者を助く」
Heaven helps those who help themselves

である。
古今東西の成功者の言う通り、まずは自助に取り組むことこそが大切なのだ。

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