メタ思考力を劇的に上げる読書術とは?

速読・名著・読書

メタ思考力を上げるメリットとは?

令和に変わり、一回目の投稿となる。

「メタ思考」について少し話を聴く機会があったので、
久しぶりに論じてみたい。

以前も一度書いたが、「メタ思考」とは、
「上位概念での思考」、「次元の高い思考」のこと
を指す。

同じ次元だけで物事を考えるのではなく、
一つ上の視点で見ることだ。

一つのことを同じ次元で見るのではなく、
一段高い視点や別の切り口で思考していく。

これができると、次のような利点がある。

・他の人の気づいていない視点から物事を論じられる
 (結果として相手より有利な位置に立てることも多い。
  さらにその結果、頼りにされたりモテたりする。)
 
・物事に一喜一憂しなくなる
 (物事には色々な見方があり、感情にのみ囚われなくなる)

・物事を多面的に見られるため、色々なことが分かり、
 その分理解力が上がり、記憶にも残りやすい

メタ思考ができると具体的にどうなるのか?

具体的にはどういうことだろうか?

例えば仕事で、ある判断ミスをして、
上司にひどく叱責されたとしよう。

通常は自分を責めたり、上司を責めたりして
落ち込むことになるのだが、

メタ思考的にはこうした出来事を、例えば
次のように考えることができる。

・普段しないようなミスをした。
 陰陽五行論的には天中殺期間なので、気を引き締めていこう。

・上司の感情がいつもより高ぶっていた。
 昔同じようなミスで痛い目に遭った経験があるのかもしれない。
 もしくは単にプライベートで嫌なことがあったのかも。

・仕事全体からみると、今日早急に手を打っておけば、
 特に遅れもなく、取り戻すことはできる。淡々とやろう。

・今回のミスの原因として、メンバーとの意識のギャップがあった。
 意識合わせをする機会を取っておこう。

・最近色々とうまくいって気を抜いていた面もある。
 これは「気を引き締めていきなさい」というお知らせ現象だ。

・今回のミスが起きないよう、周知徹底を図るとともに
 マニュアルも改善しておこう。

・今回の対応を精神力を鍛えるいい機会だととらえよう。

・クライアント側の内部コミュニケーションにも問題がありそうだ。
 一度確認してみよう。

こうしたことを、なるべく瞬時に多面的に考えられるようになってくると、物事の捉え方が変わってくるものだ。

メタ思考力を上げるトレーニング方法とは?

この能力は、次のような方法で磨くことができる。

・メタ思考そのもののトレーニングをする
 価値観の全く異なる人に接したり、
・色んな業界、普段は全く関わりのない世界に触れる
・全く異分野の勉強をする

この記事では、メタ思考のトレーニングの1つとして、
読書による方法をご紹介したい。

読書でメタ思考力を劇的に上げる方法

読書そのものが、他の人の思考を知り、
世界を広げてくれる知識や刺激を与えてくれるものだ。

だから色々な見方を付けるのに、
読書は最も効率の良い手段の1つである。

そして読書でその本の世界観やコンテンツに
どっぷり浸かるのも悪くない。

しかしそんな読書も、次のような読み方をすると、
メタ思考力を付ける絶好のトレーニングになるのだ。

1)好きなフレーズ、心に残るセリフを抜き出す
2)構造で読む
3)作者がこの本を書いた意図・背景を読み取る

それぞれを説明しよう。

1)好きなフレーズ、心に残るセリフを抜き出す

自分にとって響く言葉をノート等に書き留めておこう。
そして自分の状況から、
なぜその言葉が自分にとって重要なのかを確認してみる。

語彙や表現のストックを増やすことにもつながる方法だ。

2)構造で読む

特にビジネス書や専門書でやってみてほしい。
何をこの本は結局言いたいのか?
どういう論理展開で、そのことを証明したいのか?

例えば、
・問題提起
・解決方法の提示
・解決方法の利点
・具体的なノウハウの紹介
・ノウハウの応用
といった順で論理を展開しており

・最終的に言いたいのはこれだ

ということが分かるか。

人に説明できるくらいまで考えてみてほしい。

3)作者がこの本を書いた意図・背景を読み取る

何のためにこの本を書いたのか。
世の中の状況、作者の状況、そして本文から、
本を執筆した背景を読み取ってほしい。

作者の意図が見えてくると、読書はさらに深く、面白くなる。

こうした読み方ができるようになってくると、
読書もさらに楽しくなってくるものなのだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました