命短し 恋せよ乙女!「生きる」

日常や趣味等

もっと真剣に生きんかい!

師匠の勧めで、黒澤明監督の「生きる」を見た。

「人間は何十年かで死んでしまう。
 それは明日かもしれない。

 でもほとんどの人が、永遠に「明日」という日が来ると錯覚して、毎日をダラダラと過ごしている。

 それが「あと1年」などと余命宣告されると、急に人生を真剣に考え、残りの人生を真剣に生き始める。

 だったら今からもっと真剣に生きんかい!!
 自分の枠を超えて生き続けてみろ!

今死んでも、「後悔が全くない」という人生を生きろ!」

師匠からのメッセージがフラッシュバックする。

死んだような30年間を送ってきた主人公

「生きる」のあらすじはこうだ。

市役所で市民課長を務める渡辺は、30日間、毎日書類の山を相手に黙々とハンコを押すだけの無気力な日々。
市役所内部はまさにお役所仕事で、住民の陳情はたらい回しになっていた。

ある日、渡辺は自身が胃がんに侵されていることに気づく。
そこから渡辺の苦悩が始まる。

「オレは、「息子のため」といって本当に生きたい人生を生きてこなかった。
役所でやったことで思い出せることは何もない。
オレはなんのために生きているんだ。」

こう言って号泣する。

市役所を無断欠勤し、これまで貯めた金をおろして夜の街をさまよい、今までしてこなかった遊びに手を出すものの、むなしさが募るばかり。

こんな自分にできることが本当にあるのか?

しかしある女性の奔放な生き方、生命力に惹かれ、「こんな自分にもまだできることがある」と気づき、次の日市役所に復帰する。

それから5か月が経ち、渡辺は死んだ。
その5カ月で、彼は役所の理論や、ヤクザ者の脅しにも屈せず、住民が強く望んでいた公園を完成させていた。
そして雪の降る夜、完成した公園のブランコに揺られ、息を引き取ったのだった。

市役所の同僚たちは実は常日頃から感じていた「お役所仕事」への疑問を吐き出し、口々に渡辺の功績をたたえ、これまでの自分たちが行なってきたやり方の批判を始める。

「俺たちだって市民のために、しがらみやお役所の理論を越えて、やれるんだ!!」
そう気を吐いてはみたものの、翌日の市役所は相変わらずの「お役所仕事」。
何も変わらなかったが、渡辺の作った新しい公園では子どもたちが元気に遊んでいた。

命短し恋せよ乙女

渡辺が泣きながら歌う、「ゴンドラの唄」。
「命短し恋せよ乙女」のフレーズは有名だ。

来ると思っていた明日が来るとは限らない。

今日しかない。
今日を精一杯生きろ。

悔いのない1日1日を積み重ねろ。

師匠の教え。1日1日を悔いのないよう、真剣に生きていきたい。

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