2019.03.03

「羽生世代」と、アイドル「花の82年組」

陰陽五行論

今回の話は、私の仮説であり、やや正確性に欠けるかもしれないことを最初に断っておく。

大活躍!羽生世代とは?

将棋界には、「羽生世代」という言葉がある。
(私は将棋界ウォッチングが趣味である。)

「羽生世代」とは、
将棋界のスーパースター羽生善治九段の同学年および1学年上に、
後にも先にもないであろう超強豪棋士が
過度に密集した世代のこと
である。

この羽生世代は、谷川浩司以外の上の世代を
あっという間にタイトル戦から葬り去った。

そして下の世代では、渡辺明や久保利明の2名以外、
ほとんどタイトルに寄せ付けないという状況を作り出した。

その図式を完全に崩したのが、羽生善治以来の天才と言われる藤井聡太。
しかし彼の登場まで将棋界は「羽生世代」の時代が20年近く続いていたのだ。

この世代のスター棋士を並べてみる。
(彼らの生まれた年をカッコ内に記載する。)

・羽生善治(1970年)言わずと知れたスーパースター
・森内俊之(1970年)十八世名人資格保持者
・丸山忠久(1970年)名人位2期を始めとするトップ棋士の1人
・藤井猛(1970年)「藤井システム」を編み出し竜王位3期を獲得
・先崎学(1970年)順位戦A級など強豪棋士の1人
・瀬川晶司(1970年)アマチュアからプロへ編入された希少の棋士
・佐藤康光(1969年)永世棋聖資格保持者、現将棋連盟会長
・村山聖(1969年)羽生のライバル、29歳で夭折

将棋マニアの方ならだれもが知る名前ばかりだ。

同学年はなぜ仲が良いのか

陰陽五行論では、その人の宿命を、年・月・日の3つで読み解いていく。

そして、年・月・日の影響の割合としては、
日が50%、月が25-30%、年が20-25%くらいが目安となる。

だから同じ年生まれの人は、20-25%くらいの宿命が同じことになる。
なんとなく、同学年の方が仲良くなるのはそうした理由だ。

学校で1年生、2年生、3年生と学年が異なると、
学年ごとにカラーがあったりするのも、その影響があると思う。

そして、年の影響は日や月に比べれば小さいのであるが、
勝負の世界、紙一重を競っている世界ではこの差は非常に大きい。

1970年は戦いの神様の年

そして羽生世代の中心となった1970年。

陰陽五行論で、1970年をみると「庚戌」。
解釈は色々あるのだが、簡単にいうと「戦いの神様」の年。

勝負事にはめっぽう強くなる。

もちろん本人の努力が大きいのであるが、
紙一重の勝負では「戦いの神様」が
最後の後押しをしているのではないだろうか。

アイドル界 花の82年組

同じ話がアイドル界にも当てはまる。

「花の82年組」という言葉をご存じだろうか。

1982年にデビューした次のようなアイドルが、
長らくアイドル界、芸能界を席巻したのだ。

彼らの生まれた年をカッコ内に記載する。

・中森明菜(1965年)
・新井薫子(1965年)
・小泉今日子(1966年)
・早見優(1966年)
・石川秀美(1966年)

【シブがき隊】
・布川敏和(1965年)
・本木雅弘(1965年)
・薬丸裕英(1966年)

そして、陰陽五行論で、
・1965年は「芸能の星」、
・1966年は「光り輝く太陽」で、多くの人の夢や希望を支配する人の年
である。

生まれ年ごとの雰囲気

「今年の世代は豊作だ」
スポーツや芸能界では良く言われる言葉である。

また「今年の新人に名前を付けると・・・」
という話も毎年の入社の時期の風物詩だ。

このように生まれた年にもカラーがある。

陰陽五行論は、そうした現象にも説明を付けてくれるのだ。

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