2018.01.03

結果を作りたいなら「原因」に集中する!

陰陽五行論

2018年、今年の目標は定められただろうか?

陰陽五行論でも仏教でも、また西洋の書物「7つの習慣」でも、「結果を出すためには原因に集中することが大切だ」と教えている。

結果の質問と原因の質問

例えば、

  • 一億円欲しいですか?
  • ほっそりした身体、ムキムキの体が欲しいですか?
  • 異性にモテたいですか?

というと、「欲しいです!!」と言う人がほとんどであろう。
既に目標として書き留めた方もいるかもしれない。

一方で、

  • 1億円のお金を稼ぐために、1日20時間、3年間休みなく、ほとんど寝ないで努力したいですか?
  • ほっそりした身体、ムキムキの体を手に入れるために、食べ物を節制し、1日3時間の筋トレに取り組みたいですか?
  • モテるために、モテるに値する男/女になる、そうした魅力を付けるための努力をしたいですか?

という質問をしたらどうであろうか?
即答で「イエス!」と答えような人は、すでにそうしたことに取り組んでいるであろう。
ここにこそ目標設定のキモがある。

仏陀の教え 原因を解決しないと結果は解決しない

結果にだけフォーカスするのではない。
どのようにその結果を手に入れるかの「原因」に集中しなければ結果は手に入らないのだ。

仏教では、仏陀が言っている。
「人生は苦しいものだ。
その苦しみを取り除くことが必要である。
しかし苦しみを取り除くために、苦しみそのものに向き合う必要はない。

苦しみの原因が何かが分かればいいのだ。
そしてその原因をこそ取り除くべきなのだ」

「人間の苦しみの苦しみの、最初の原因は無知である」と仏陀は喝破する。
つまり正しい知識を持つことが苦しみから抜け出すための第一歩だと教えているのだ。

「苦しい、苦しい」とばかり言わず、「なぜ苦しみを感じているのか」に目を向ける必要がある。

これが「因果」。
つまり原因があってこそ、結果があるということだ。

相生論、7つの習慣から学んだことは…?

陰陽五行論でも同じである。
相生論を思い出してほしい。

結果を手に入れたければ、一つ前のもの、つまり伝達・自分の想いをしっかりと伝えることなのだ。

同じ話が、西洋哲学と言っていい(と思う)「7つの習慣」にも登場する。

「7つの習慣」では、結果を出すための時間の使い方として、「パフォーマンス(P)」と「パフォーマンス・ケイパビリティ(PC)」にバランスよく時間を振り分けるべきだと主張する。

これを、契約という結果を出すための営業に例えてみる。
パフォーマンスとは、営業活動、つまりお客様の訪問等に時間を使うことだ。

一方でパフォーマンス・ケイパビリティとは、営業の力を強くするために、

  • 話術を磨いたり、
  • 営業資料を改善したり、
  • 人脈をつくったり、
  • マーケティングを勉強したり、
  • 営業の組織をつくったり、

ということだ。

結果を出すためには、PとPCにの2つにバランスよく時間を振り分けるべき。
お金が欲しいからといって営業ばかりしていても結果はついてこない。

原因と結果、因果の法則を使いこなすこと。

ぜひ結果を作り出すことばかりに固執するのではなく、原因を作り出すことに集中した時間の使い方をしてみてほしい。

コメントを残す

*