2022.01.14

亡国後、2000年後に建国できた秘密!

速読・名著・読書

ビジネス陰陽師の吉川です。

ブレインアドベンチャーの定例読書会で
ユダヤ人の知恵を書いた
「タルムード」の本を読みましたので
今日はそのお話です。

ユダヤ人の知恵の書「タルムード」

タルムードは、聖書(トーラー)と並ぶ
ユダヤ人必読の書です。

全30巻ほどの分厚い本であり、
とんでもない分量がありますし、
常に更新がされているそうです。

タルムードとは、古代ヘブライ語で
「研究」「学習」を意味する言葉。

盛り込まれている内容は、日常生活の
慣習や医学、衛生、子育て、
紛争解決、家庭から恋愛、セックスに
いたるまで、

あらゆる事柄についてのいろいろな
規範とそれに関する詳細な議論の
全てを記してあるそうです。

そして、このタルムードこそが
ユダヤ人が国を失ったのち、
2000後にイスラエルという国を
建国できた秘密の1つだと思います。

実は議論するための本

ユダヤ人は、このタルムードを
子どもの教育に使います。

タルムードにはいくつもの寓話が
収録されているのですが、
その寓話を元にお母さんやお父さんが
子どもに

「どう思う?」
「あなたならどうする?」
「こういう場合は?」
「なぜそう考えたの?」

など、質問をして対話することで
ユダヤ人としての考え方を
染み込ませるように教育するのです。

日本のように単に童話や昔話を読んで
「めでたしめでたし」で
終わってしまうのではなく、

徹底討論するための題材なのですね。

相手が神様でも交渉する

面白い話として、こんな話があります。

神様が、人々が堕落し、悪人が
増えてしまったソドムという街を
滅ぼすことにしました。

それを聞いたアブラハム。
神様に質問します。

「例えば善人が50名残っていても
神様はソドムを滅ぼしますか?」

「50名も残っていれば滅ぼすのはやめよう」

「では45人ならどうでしょうか?」
「うーん、まあ45人でもよかろう」

「それでは40名なら…」
「ぬうう・・・」

こうして最終的にアブラハムは、
10名の善人が残っていれば
街を滅ぼさないという確約を
神様から取り付けました。

神様相手に数字を出して交渉するなんて
中々ないですよね。

交渉は少しずつするのが極意

この話で分かるのは、
・相手が神様でも、
 絶対にあきらめないで交渉する

・交渉はちょっとずつ譲歩を引き出す

日本人なら、まず神様相手には
交渉しようとはしないでしょう。

そして交渉する際には、
大きく出てそこから落としどころを探す
ようなやり方をとるのではないでしょうか?

例えば

「50人を10人にしてください」
「いや、40人」
「それでは25人に!」

のような感じです。

しかし、少しずつ粘り強く交渉を続け、
少しずつ有利な方に持っていく
というのも、素晴らしいですよね。

学ぶところの多い話です。

また明日、続きのお話をしたいと思います。

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