聖徳太子 冠位十二階と陰陽五行論の関係とは?

陰陽五行論

ビジネス陰陽師の吉川です。

今日は、聖徳太子の冠位十二階と
陰陽五行論の関係について
お話をしたいと思います。

聖徳太子の冠位十二階

603年、推古天皇の摂政を務めていた
聖徳太子と蘇我馬子によって
制定されたとされる冠位十二階。

朝廷に仕える人々へ授けられ、
授かった人は絹でできた冠をかぶり、

色の違いで階級の差が
一目でわかるようになっていました。

軍隊の階級の勲章や徽章(バッジ)の
ようなものでしょうか

当時は、300年ぶりに大陸に誕生した
統一王朝の隋にどう対応するのか、
各国が緊迫した状態に置かれました。

そんな中で、聖徳太子や蘇我馬子は、
大国と対等に付き合う道を選びます。

だからこそ、外国の優れた制度を
日本に取り入れ、身分だけではなく、
能力によって階位を上げていける制度を
取り入れたのだと言われます。

冠位十二階の色や階級

冠位十二階の色や階級は、
位の高い順に、次のように
定められていました。

大徳・小徳(紫)
大仁・小仁(青)
大礼・小礼(赤)
大信・小信(黄)
大義・小義(白)
大智・小智(黒)

大と小に分けているのは、
・大の方が位が上で、濃い色のもの
・小の方が位が下で、薄い色のもの
を分けるためです。

これは陰陽五行論の
木火土金水に完全に対応しています。

陰陽五行論の関係とは?

陰陽五行論では「五徳」という考え方で
人間の持つべき徳を
5つに定義付けています。

そしてそれぞれの徳には
次のように色が割り振られています。

・仁(青)木性
・礼(赤)火性
・信(黄)土性
・義(白)金星
・智(黒)水性

(正確には、仁・礼・信・義・智は
 儒教の徳目である五常から
 取ったものだそうです。)

この五徳の最上位に
これら五徳を合わせた「徳」を設け
最も尊い色とされた紫を加えました。

さらに、各徳を、「大小」、つまり
「陰と陽」に分け、

濃い色を陽、薄い色を陰としたのだと
考えられます。

だからこそ、冠位十二階の階級と
呼び名は次のようになったのですね。

大徳・小徳(紫) 5つ徳の最上位
大仁・小仁(青) 木性
大礼・小礼(赤) 火性
大信・小信(黄) 土性
大義・小義(白) 金星
大智・小智(黒) 水性

実はこれほど昔から、陰陽五行論が
日本に根付いていたのですね。

初めて知った時は、面白い!と
思ったお話でした。

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