ニーチェと帝王学の共通点、超人=帝王!?

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ビジネス陰陽師の吉川です。

今日は入院中に読んでみたニーチェと
帝王学の関係のお話です。

神は死んだ

ニーチェと言えば、有名な言葉は
「神は死んだ」

だいぶ話を簡単にしますが、

これは、キリスト教では
「神に選ばれた民であるユダヤ人。
 しかし今、他民族に虐げられているユダヤ人を、
 いつか神様が敵を全部やっつけて、救ってくれる」

という旧約聖書の教義が、いつの間にか

「右の頬を打たれたら、
 左の頬も差し出しなさい」

のように、受難を受け入れる人こそが尊い、
という新約聖書の価値観に書き換えられて
しまった、とキリスト教を痛烈に批判した
ところからきています。

つまり、虐げられてきた恨みや、
他に優遇されている民族への嫉妬
(「ルサンチマン」と言います)を

「受難を受け入れる尊い俺たち」に
変えてしまい、
「哀れな子羊(俺たち)こそ良いもので、
 金持ちや強い人は天国には行けない」

と強さを否定する教義になってしまったから、
本来の神への信仰とは変わってしまい、

「神は死んだ」と表現したのです。

超人と末人(まつじん)

そうやって「世の中思い通りにならない」という
ニヒリズム(虚無主義)に生きる人のことを
ニーチェは末人(まつじん)と呼びました。

彼らは、何も目指さず、
健康と良き眠りだけを求め
穏便に人生が終わることを願い、
なんとなく生きている人たちです。

結構、今の現代日本では当てはまる人が
多いのではないでしょうか?

この「末人」が帝王学で言うところの
「凡人」に似ているなと思いました。

そして、末人の対極にいるのが「超人」

「超人」とは、
キン肉マンに出てくる「超人」のように
本当に超人的な能力を持っている人の
ことではありません。

自分の気持ちをごまかさず、
自分のやりたいことを実現するために
必要な努力をし、
自由と意思を持った人のことです。

この「超人」こそが帝王学で言う
「帝王」にあたると思いました。

超人=帝王の生き方

超人が、自分のやりたいことをやっても、
必ずしも毎回うまくいくとは限りません。

しかし、自分がやりたいことを
やれている毎日を幸せだと感じ、

たとえうまくいかなくても、積極的に
そうした状況を楽しもうとする姿勢。

超人はそうしたポジティブな
物事の捉え方ができます。

まさに自分のやりたいことを進めながら
ポジティブな面を見出し、
他の人を力づける「帝王」と通じるものが
あると思いました。

何度も同じ人生を繰り返さないといけないとしても
(永劫回帰(えいごうかいき)と言います)
迷いなく「今と同じ人生を選ぶ!」と
断言できる人。

これこそが超人=帝王の生き方なのですね。

せっかくの学びを、今後また、
「ビジネス帝王学」の中で受講生の皆様方に
伝えていきたいと思います。

興味がわいた方は是非、
ニーチェを読んでみてください。

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